Salesforceデータ管理完全マニュアル|インポート・エクスポート・クレンジング実践ガイド | はてなベース株式会社

Salesforceデータ管理完全マニュアル|インポート・エクスポート・クレンジング実践ガイド

「Salesforceにデータをインポートしたいけど、どうすればいいかわからない」「大量のデータを移行する方法を知りたい」「データの重複を削除したい」そんな悩みを抱えていませんか。

Salesforceのデータ管理は、システム導入時や運用中の重要な作業です。適切なデータ管理により、データの品質向上、業務効率化、意思決定の精度向上を実現できます。

本記事では、Salesforceのデータ管理を完全解説します。データインポート・エクスポート・クレンジングの実践的な手順、データローダーの使い方、大量データ移行のベストプラクティス、よくあるエラーと対処法まで網羅的にご紹介します。

この記事でわかること

  • Salesforceのデータ構造基礎(オブジェクト、項目、リレーション)
  • データインポート方法(データインポートウィザード、データローダー)
  • 大量データの移行ベストプラクティス
  • データエクスポート・バックアップ方法
  • データクレンジング(重複削除、データ品質管理)
  • 外部システムからの移行手順
  • よくあるエラーと対処法
  • データセキュリティ・権限設定

目次

  1. Salesforceのデータ構造基礎
  2. データインポート方法
  3. 大量データの移行ベストプラクティス
  4. データエクスポート・バックアップ方法
  5. データクレンジング
  6. 外部システムからの移行手順
  7. よくあるエラーと対処法
  8. データセキュリティ・権限設定
  9. データ管理のベストプラクティス
  10. まとめ

Salesforceのデータ構造基礎

Salesforceのデータ管理を理解するためには、まずデータ構造の基礎を理解することが重要です。オブジェクト、項目、リレーションの概念を詳しく解説します。

オブジェクト(Object)

オブジェクトは、Salesforceでデータを格納するテーブルのようなものです。標準オブジェクトとカスタムオブジェクトがあります。

標準オブジェクト

  • Account(取引先) - 企業や組織の情報
  • Contact(取引先責任者) - 個人の情報
  • Opportunity(商談) - 商談の情報
  • Lead(リード) - 見込み客の情報
  • Case(ケース) - サポート案件の情報
  • Task(タスク) - タスクの情報
  • Event(イベント) - イベントの情報

カスタムオブジェクト

  • 定義 - 企業固有の業務に合わせて作成
  • - 商品、プロジェクト、契約など
  • 制限 - エディションによって作成数に制限

項目(Field)

項目は、オブジェクト内の列(カラム)に相当します。様々なデータ型があります。

標準項目

  • Name - 名前(テキスト)
  • CreatedDate - 作成日(日時)
  • LastModifiedDate - 最終更新日(日時)
  • OwnerId - 所有者(参照)

カスタム項目

  • Text - テキスト(最大255文字)
  • Long Text Area - 長文テキスト(最大131,072文字)
  • Number - 数値
  • Currency - 通貨
  • Date - 日付
  • DateTime - 日時
  • Checkbox - チェックボックス
  • Picklist - 選択リスト
  • Lookup - 参照(他オブジェクトへの参照)
  • Master-Detail - 主従関係

リレーション(Relationship)

リレーションは、オブジェクト間の関連性を定義します。

Lookup Relationship

  • 定義 - 参照関係(1対多)
  • 特徴 - 親レコードが削除されても子レコードは残る
  • - 商談(Opportunity)→ 取引先(Account)

Master-Detail Relationship

  • 定義 - 主従関係(1対多)
  • 特徴 - 親レコードが削除されると子レコードも削除される
  • - 商談商品(OpportunityLineItem)→ 商談(Opportunity)

データ構造の理解の重要性

データ構造理解の重要性

  • 適切なデータ設計 - 効率的なデータ管理の基盤
  • 正確なインポート - データの整合性を保つ
  • 効果的なクレンジング - データ品質の向上
  • パフォーマンス最適化 - 高速なデータ処理

データインポート方法

Salesforceにデータをインポートする方法は複数あります。データ量や用途に応じて最適な方法を選択しましょう。

1. データインポートウィザード

データインポートウィザードは、Salesforceの標準機能で、小〜中規模のデータをインポートするのに適しています。

対応オブジェクト

  • Account(取引先)
  • Contact(取引先責任者)
  • Lead(リード)
  • Opportunity(商談)
  • Case(ケース)
  • Solution(ソリューション)

制限事項

  • 最大50,000レコードまで
  • CSVファイルのみ対応
  • カスタムオブジェクトは非対応
  • 複雑なリレーションは非対応

インポート手順

データインポートウィザードの手順

1
インポート対象の選択

「設定」→「データ」→「データインポートウィザード」から、インポート対象のオブジェクトを選択します。

2
CSVファイルの準備

インポートするデータをCSVファイルで準備します。ヘッダー行を含める必要があります。

3
ファイルのアップロード

準備したCSVファイルをアップロードします。

4
項目マッピング

CSVファイルの列とSalesforceの項目をマッピングします。

5
インポート実行

マッピングが完了したら、インポートを実行します。

6
結果確認

インポート結果を確認し、エラーがあれば修正します。

2. データローダー(Data Loader)

データローダーは、大量のデータをインポート・エクスポートするためのデスクトップアプリケーションです。

特徴

  • 最大500万レコードまで対応
  • すべてのオブジェクトに対応
  • 複雑なリレーションに対応
  • バッチ処理に対応
  • コマンドライン実行可能

インストール手順

データローダーのインストール手順

1
ダウンロード

Salesforce公式サイトからデータローダーをダウンロードします。

2
インストール

ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。

3
起動

データローダーを起動し、Salesforceにログインします。

インポート手順

データローダーでのインポート手順

1
インポートの選択

データローダーのメイン画面で「Insert」を選択します。

2
オブジェクトの選択

インポート対象のオブジェクトを選択します。

3
CSVファイルの選択

インポートするCSVファイルを選択します。

4
マッピングの確認

CSVファイルの列とSalesforceの項目のマッピングを確認します。

5
インポート実行

「Create」ボタンをクリックしてインポートを実行します。

6
結果確認

インポート結果を確認し、エラーログをチェックします。

3. Bulk API

Bulk APIは、大量のデータを効率的に処理するためのAPIです。データローダーよりも高速で、最大1億レコードまで対応します。

特徴

  • 最大1億レコードまで対応
  • 非同期処理
  • CSVファイル形式
  • バッチ処理
  • REST API

使用例

  • 大量データの移行
  • 定期的なデータ同期
  • バッチ処理
  • システム間連携

大量データの移行ベストプラクティス

大量のデータを移行する際は、適切な計画と手順が重要です。以下にベストプラクティスをご紹介します。

移行前の準備

1. データ分析

  • データ量の確認 - 移行するデータの量を把握
  • データ品質の確認 - 重複、不整合、欠損データの確認
  • データ構造の確認 - 移行元と移行先の構造の違いを確認
  • 依存関係の確認 - データ間の依存関係を確認

2. 移行計画の策定

  • 移行スケジュール - 移行のタイミングと期間を決定
  • 移行順序 - 依存関係を考慮した移行順序の決定
  • バックアップ計画 - 移行前のバックアップ計画
  • ロールバック計画 - 問題発生時のロールバック計画

3. テスト環境の準備

  • Sandbox環境 - テスト用のSandbox環境を準備
  • テストデータ - 本番データのサンプルでテスト
  • テスト手順 - 移行手順のテスト

移行の実行

1. 段階的移行

  • マスターデータ - 取引先、商品などのマスターデータから移行
  • トランザクションデータ - 商談、ケースなどのトランザクションデータを移行
  • 履歴データ - 活動履歴、コメントなどの履歴データを移行

2. バッチ処理

  • バッチサイズ - 適切なバッチサイズの設定(推奨:10,000レコード)
  • 並列処理 - 複数のバッチを並列で処理
  • エラーハンドリング - エラーが発生した場合の処理

3. 進捗監視

  • ログ監視 - 移行ログの監視
  • エラー監視 - エラーの発生状況の監視
  • パフォーマンス監視 - 移行速度の監視

移行後の検証

1. データ整合性の確認

  • レコード数の確認 - 移行前後のレコード数の一致
  • データ内容の確認 - サンプルデータの内容確認
  • リレーションの確認 - データ間の関連性の確認

2. 機能テスト

  • 基本機能のテスト - 基本的なCRUD操作のテスト
  • レポートのテスト - レポート・ダッシュボードのテスト
  • ワークフローのテスト - 自動化ルールのテスト

データエクスポート・バックアップ方法

Salesforceのデータをエクスポート・バックアップする方法を詳しく解説します。

1. データエクスポートサービス

データエクスポートサービスは、Salesforceの標準機能で、定期的にデータをエクスポートできます。

設定手順

データエクスポートサービスの設定手順

1
設定画面へのアクセス

「設定」→「データ」→「データエクスポートサービス」にアクセスします。

2
エクスポートのスケジュール設定

エクスポートの頻度(日次、週次、月次)を設定します。

3
エクスポート対象の選択

エクスポートするオブジェクトを選択します。

4
通知設定

エクスポート完了時の通知設定を行います。

制限事項

  • 最大29日間のデータのみエクスポート
  • ファイル形式はCSVのみ
  • 添付ファイルは含まれない
  • カスタムオブジェクトは含まれない場合がある

2. データローダーでのエクスポート

データローダーを使用して、任意のタイミングでデータをエクスポートできます。

エクスポート手順

データローダーでのエクスポート手順

1
エクスポートの選択

データローダーのメイン画面で「Export」を選択します。

2
オブジェクトの選択

エクスポート対象のオブジェクトを選択します。

3
SOQLクエリの入力

エクスポートするデータを指定するSOQLクエリを入力します。

4
ファイル名の指定

エクスポート先のファイル名を指定します。

5
エクスポート実行

「Export」ボタンをクリックしてエクスポートを実行します。

3. APIを使用したエクスポート

REST APIBulk APIを使用して、プログラムでデータをエクスポートできます。

REST API

  • 小〜中規模のデータに適している
  • リアルタイムでのエクスポート
  • 複雑な条件でのエクスポート

Bulk API

  • 大量のデータに適している
  • 非同期処理
  • バッチ処理

データクレンジング

データクレンジングは、データの品質を向上させるための重要な作業です。重複削除、データ標準化、欠損データの処理などを行います。

重複データの削除

1. 重複ルールの設定

  • 重複ルールの作成 - 重複を判定するルールを作成
  • マッチングルールの設定 - 重複を検出する条件を設定
  • 重複レコードセットの設定 - 重複レコードをグループ化

2. 重複の検出

  • 自動検出 - 重複ルールによる自動検出
  • 手動検出 - レポートや検索による手動検出
  • 外部ツール - サードパーティツールによる検出

3. 重複の統合

  • マスターレコードの選択 - 統合後のマスターレコードを選択
  • データの統合 - 重複レコードのデータを統合
  • 関連データの移行 - 関連するデータをマスターレコードに移行

データ標準化

1. データ形式の統一

  • 日付形式 - 日付の形式を統一(YYYY-MM-DD等)
  • 電話番号形式 - 電話番号の形式を統一
  • 郵便番号形式 - 郵便番号の形式を統一
  • メールアドレス形式 - メールアドレスの形式を統一

2. データの正規化

  • 大文字小文字の統一 - テキストデータの大文字小文字を統一
  • スペースの統一 - 前後のスペースを削除
  • 特殊文字の統一 - 特殊文字の使用を統一

欠損データの処理

1. 欠損データの特定

  • レポートによる特定 - レポートで欠損データを特定
  • 検索による特定 - 検索条件で欠損データを特定
  • データ品質レポート - データ品質レポートの活用

2. 欠損データの補完

  • デフォルト値の設定 - デフォルト値を設定
  • 関連データからの補完 - 関連するデータから補完
  • 外部データからの補完 - 外部データソースから補完

データ品質の監視

1. データ品質指標の設定

  • 完全性 - 必須項目の入力率
  • 一意性 - 重複データの割合
  • 有効性 - データ形式の正確性
  • 整合性 - データ間の整合性

2. 定期的な監視

  • 日次監視 - 日次でのデータ品質チェック
  • 週次監視 - 週次でのデータ品質レポート
  • 月次監視 - 月次でのデータ品質分析

外部システムからの移行手順

外部システムからSalesforceへのデータ移行手順を詳しく解説します。

移行前の準備

1. 移行元システムの分析

  • データ構造の分析 - 移行元システムのデータ構造を分析
  • データ量の確認 - 移行するデータの量を確認
  • データ品質の確認 - 移行元データの品質を確認
  • 依存関係の確認 - データ間の依存関係を確認

2. 移行先システムの準備

  • オブジェクトの作成 - 必要なオブジェクトを作成
  • 項目の作成 - 必要な項目を作成
  • リレーションの設定 - データ間の関連性を設定
  • バリデーションルールの設定 - データ品質を保つルールを設定

データ変換

1. データマッピング

  • 項目マッピング - 移行元と移行先の項目をマッピング
  • データ型変換 - データ型の変換ルールを定義
  • 値変換 - 値の変換ルールを定義

2. データ変換スクリプト

  • Python - Pythonスクリプトでの変換
  • Java - Javaプログラムでの変換
  • ETLツール - Informatica、Talend等のETLツール

移行の実行

1. テスト移行

  • サンプルデータでのテスト - 少量のデータでテスト
  • 機能テスト - 移行後の機能をテスト
  • パフォーマンステスト - 移行のパフォーマンスをテスト

2. 本番移行

  • 段階的移行 - 段階的にデータを移行
  • 並列運用 - 移行期間中は両システムを並列運用
  • 切り替え - 移行完了後にシステムを切り替え

よくあるエラーと対処法

Salesforceのデータ管理でよく発生するエラーとその対処法をご紹介します。

インポート時のエラー

1. 必須項目エラー

エラー:必須項目が入力されていない

原因:必須項目に値が設定されていない

対処法

  • CSVファイルに必須項目の値を追加
  • デフォルト値を設定
  • 項目マッピングを確認

2. データ型エラー

エラー:データ型が正しくない

原因:数値項目に文字列が入力されている等

対処法

  • CSVファイルのデータ型を確認
  • データ変換スクリプトで型変換
  • 項目の設定を確認

3. 参照エラー

エラー:参照先のレコードが存在しない

原因:参照先のレコードがまだ作成されていない

対処法

  • 参照先のレコードを先に作成
  • 外部IDを使用して参照
  • 移行順序を変更

エクスポート時のエラー

1. 権限エラー

エラー:オブジェクトへのアクセス権限がない

原因:ユーザーにオブジェクトへのアクセス権限がない

対処法

  • プロファイルでオブジェクト権限を付与
  • 権限セットで権限を付与
  • システム管理者権限で実行

2. クエリエラー

エラー:SOQLクエリが正しくない

原因:SOQLクエリの構文が間違っている

対処法

  • SOQLクエリの構文を確認
  • オブジェクト名や項目名を確認
  • WHERE句の条件を確認

データクレンジング時のエラー

1. 重複削除エラー

エラー:重複削除が失敗する

原因:関連データが存在するため削除できない

対処法

  • 関連データを先に削除
  • 関連データを他のレコードに移行
  • カスケード削除を設定

データセキュリティ・権限設定

Salesforceのデータ管理において、セキュリティと権限設定は重要な要素です。

データセキュリティの基本

1. オブジェクトレベルセキュリティ

  • プロファイル - ユーザーの基本的な権限を設定
  • 権限セット - 追加の権限を設定
  • オブジェクト権限 - オブジェクトへのアクセス権限

2. 項目レベルセキュリティ

  • 項目権限 - 項目へのアクセス権限
  • 項目レベルのセキュリティ - 項目の表示・編集権限

3. レコードレベルセキュリティ

  • 共有ルール - レコードの共有ルール
  • 共有設定 - オブジェクトの共有設定
  • 共有グループ - 共有グループの設定

データ管理の権限設定

1. データインポート権限

  • データインポートウィザード - 標準ユーザーでも利用可能
  • データローダー - システム管理者権限が必要
  • API - 適切な権限が必要

2. データエクスポート権限

  • レポートエクスポート - レポートへのアクセス権限が必要
  • データローダー - システム管理者権限が必要
  • API - 適切な権限が必要

データ保護のベストプラクティス

1. アクセス制御

  • 最小権限の原則 - 必要最小限の権限のみ付与
  • 定期的な権限見直し - 定期的に権限を見直し
  • ログ監視 - アクセスログを監視

2. データ暗号化

  • 保存時暗号化 - データの保存時暗号化
  • 転送時暗号化 - データの転送時暗号化
  • フィールドレベル暗号化 - 機密データの暗号化

3. バックアップと復旧

  • 定期的なバックアップ - 定期的にデータをバックアップ
  • 復旧テスト - バックアップからの復旧テスト
  • 災害復旧計画 - 災害時の復旧計画

データ管理のベストプラクティス

Salesforceのデータ管理を効果的に行うためのベストプラクティスをご紹介します。

1. データ品質の管理

データ入力の標準化

  • 入力ルールの策定 - 統一された入力ルールの作成
  • 必須項目の設定 - 重要な情報を必須項目として設定
  • バリデーションルール - データの妥当性をチェックするルール
  • 入力支援機能 - プルダウンリスト、自動入力機能の活用

データクレンジングの定期実施

  • 重複データの定期削除 - 定期的な重複データのチェック
  • 古いデータの整理 - 不要なデータの削除
  • データの整合性チェック - 関連データの整合性確認

2. データ移行の計画

移行前の準備

  • データ分析 - 移行するデータの詳細分析
  • 移行計画の策定 - 詳細な移行計画の作成
  • テスト環境の準備 - 移行テスト用の環境準備
  • バックアップの取得 - 移行前のバックアップ取得

移行の実行

  • 段階的移行 - 段階的にデータを移行
  • テスト移行 - 本番移行前のテスト移行
  • 進捗監視 - 移行の進捗を監視
  • エラーハンドリング - エラー発生時の対応

3. セキュリティの確保

アクセス制御

  • 最小権限の原則 - 必要最小限の権限のみ付与
  • 定期的な権限見直し - 定期的に権限を見直し
  • ログ監視 - アクセスログを監視

データ保護

  • 暗号化 - 機密データの暗号化
  • バックアップ - 定期的なバックアップ取得
  • 災害復旧 - 災害時の復旧計画

4. 継続的改善

データ品質の監視

  • KPI設定 - データ品質のKPI設定
  • 定期監視 - 定期的なデータ品質監視
  • 改善施策 - データ品質向上の施策実施

プロセスの最適化

  • プロセス見直し - データ管理プロセスの見直し
  • 自動化 - 可能な部分の自動化
  • ツール活用 - データ管理ツールの活用

はてなベースのサポート

はてなベース株式会社では、Salesforceのデータ管理を一貫してサポートいたします。データ移行、データクレンジング、データ品質管理、セキュリティ設定まで、お客様のデータ管理を全力でサポートします。

免責事項
本記事の情報は2025年10月時点のものです。Salesforceの機能や仕様は変更される場合があります。最新の正確な情報は、Salesforce公式サイトで必ずご確認ください。また、本記事は情報提供を目的としており、特定の製品やサービスの購入を推奨するものではありません。

まとめ:Salesforceデータ管理をマスターしよう

本記事では、Salesforceのデータ管理について完全解説しました。データインポート・エクスポート・クレンジングの実践的な手順、データローダーの使い方、大量データ移行のベストプラクティス、よくあるエラーと対処法まで網羅的にご紹介しました。

重要ポイントのおさらい

  • データ構造の理解 - オブジェクト、項目、リレーションの基本概念
  • インポート方法の選択 - データ量に応じた最適な方法の選択
  • 大量データ移行の計画 - 段階的移行とテストの重要性
  • データクレンジング - 重複削除、データ標準化、品質管理
  • エラーハンドリング - よくあるエラーとその対処法
  • セキュリティ確保 - データ保護とアクセス制御
  • 継続的改善 - データ品質の監視とプロセス最適化

Salesforceのデータ管理は、システム導入時だけでなく、運用中も継続的に行う必要があります。適切なデータ管理により、データの品質向上、業務効率化、意思決定の精度向上を実現できます。

ただし、データ管理には専門知識と経験が必要です。自社だけで進めるのが難しい場合は、経験豊富なパートナー企業のサポートを活用することをおすすめします。

「Salesforceのデータ管理について詳しく知りたい」「データ移行を成功させたい」「データ品質を向上させたい」といったご要望がございましたら、ぜひはてなベース株式会社にお気軽にご相談ください。

貴社のSalesforceデータ管理を、全力でサポートいたします!

お問い合わせ・ご相談はこちら

Salesforceデータ管理支援、データ移行、データクレンジング、データ品質向上など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。貴社の課題をお伺いし、最適なソリューションをご提案いたします。

お問い合わせはこちら

エンジニア・コンサルタント積極採用中!

はてなベース株式会社では、Salesforce、kintone、freeeなどのクラウドツール導入支援に携わるエンジニア・ITコンサルタントを積極採用しています。お客様の業務効率化・DX推進を一緒に支援していただける方を募集中です。

募集職種

  • Salesforce導入コンサルタント
  • kintone開発エンジニア(JavaScript・プラグイン開発)
  • システム連携エンジニア(API連携・iPaaS)
  • ITコンサルタント(業務分析・要件定義)
  • 研修講師(kintone・生成AI)

採用情報を見る

Facebook
X
LinkedIn

関連記事