営業会議で「Salesforceを導入しよう」という話が出たものの、「そもそもSalesforceって何?」「CRMとSFAって何が違うの?」「本当にうちの会社に必要?」と疑問に思っていませんか。
ビジネスの現場でよく耳にするSalesforceですが、実際にどのようなシステムなのか、どんなメリットがあるのか、料金はいくらなのかを正確に理解している方は意外と少ないのが現状です。
本記事では、Salesforce初心者の方に向けて、CRM/SFAの基礎知識から主要機能、導入メリット、料金プラン、他社製品との比較まで、2025年最新情報をもとにわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- Salesforceとは何か(CRM/SFAの基本)
- 主要機能と製品ラインナップ
- 導入のメリット・デメリット
- 他社製品との比較(kintone、HubSpot、Zoho CRM)
- 料金プランと費用対効果
- 業種別の導入事例
目次
- Salesforceとは? CRM/SFAの基礎知識
- Salesforceの主要機能と製品ラインナップ
- Salesforce導入のメリット・デメリット
- 他社製品との比較
- Salesforceの料金プラン(2025年版)
- 業種別 Salesforce導入事例
- Salesforce導入を成功させるポイント
- まとめ
Salesforceとは? CRM/SFAの基礎知識
Salesforceの概要
Salesforce(セールスフォース)は、アメリカのSalesforce社が提供する世界No.1のクラウド型CRM(顧客関係管理)プラットフォームです。1999年の創業以来、15万社以上の企業に導入され、グローバルで圧倒的なシェアを誇ります。
最大の特徴は、クラウドベースで提供されるため、インターネット環境さえあればどこからでもアクセス可能という点です。オンプレミス型のシステムと異なり、サーバー構築や保守管理の手間が不要で、常に最新の機能を利用できます。
CRMとは?
CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とは、顧客との関係を一元管理し、長期的な信頼関係を構築するための仕組みやツールのことです。
CRMシステムでは、以下のような情報を管理します。
- 顧客の基本情報(会社名、担当者名、連絡先など)
- 商談履歴・営業活動の記録
- 問い合わせ・サポート対応履歴
- 購買履歴・契約情報
- マーケティング施策の効果測定
これらの情報を一元管理することで、顧客一人ひとりに最適なアプローチが可能になり、顧客満足度の向上や売上拡大につながります。
SFAとは?
SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)とは、営業活動を効率化し、成約率を高めるためのツールです。CRMの一部機能として位置づけられることもあります。
SFAの主な機能
- 商談管理(案件の進捗状況、受注見込み額など)
- 営業活動の記録(訪問履歴、電話対応、メール送信など)
- 売上予測・レポーティング
- タスク管理・スケジュール管理
- 営業プロセスの標準化
CRMとSFAの違い
項目 | CRM(顧客関係管理) | SFA(営業支援システム) |
---|---|---|
主な目的 | 顧客との長期的な関係構築 | 営業活動の効率化・成約率向上 |
対象部門 | 営業・マーケティング・カスタマーサポート | 主に営業部門 |
管理対象 | 顧客情報全般(購買履歴、問い合わせ履歴など) | 営業活動・商談プロセス |
主な機能 | 顧客データベース、マーケティングオートメーション、カスタマーサービス | 商談管理、営業活動記録、売上予測、レポート |
期待効果 | 顧客満足度向上、LTV最大化 | 営業生産性向上、売上拡大 |
Salesforceは、CRMとSFAの機能を統合的に提供しており、営業活動の効率化から顧客関係の深化まで、ビジネスのあらゆる場面で活用できるプラットフォームとなっています。
CRMとSFAって結局同じものなんですか?それとも別々に導入する必要があるんでしょうか?
Salesforceなら両方の機能が統合されているので、別々に導入する必要はありません。営業活動の記録から顧客との長期的な関係構築まで、1つのプラットフォームで完結できます。
なお、DX推進全般について知りたい方は、DX成功のための戦略ガイドも合わせてご覧ください。また、システム導入を成功させるためには適切な研修も重要です。詳しくは生成AI研修サービスをご覧ください。
Salesforceの主要機能と製品ラインナップ
Salesforceは単一の製品ではなく、業務目的に応じて選択できる複数のクラウドサービスで構成されています。ここでは、代表的な製品をご紹介します。
1. Sales Cloud(セールスクラウド)
Sales Cloudは、Salesforceの中核となる営業支援プラットフォームです。営業担当者の業務効率化と成約率向上を実現します。
主な機能
- リード管理 - 見込み客の獲得から育成、商談化までを一元管理
- 商談管理 - 案件の進捗状況、受注確度、見込み額をリアルタイムで可視化
- 取引先・連絡先管理 - 顧客情報を360度ビューで把握
- 活動管理 - 営業活動(訪問、電話、メールなど)を自動記録
- 売上予測 - AIによる精度の高い売上予測
- レポート・ダッシュボード - 営業成績や進捗を視覚的に把握
- モバイルアプリ - 外出先でも営業活動を記録・確認可能
2. Service Cloud(サービスクラウド)
Service Cloudは、カスタマーサポート業務を効率化するプラットフォームです。問い合わせ対応から顧客満足度向上まで、幅広くサポートします。
主な機能
- ケース管理 - 問い合わせをチケット化し、対応状況を一元管理
- オムニチャネル対応 - 電話、メール、チャット、SNSなど複数チャネルを統合
- ナレッジベース - FAQ・マニュアルを構築し、セルフサービスを促進
- AIチャットボット - 定型的な問い合わせを自動対応
- 顧客満足度調査 - 対応後のフィードバック収集
3. Marketing Cloud(マーケティングクラウド)
Marketing Cloudは、マーケティングオートメーション(MA)機能を提供し、リード獲得から育成までを自動化します。
主な機能
- メールマーケティング - パーソナライズされたメール配信
- カスタマージャーニー設計 - 顧客の行動に応じた施策を自動実行
- ソーシャルメディア管理 - SNS投稿・分析を一元化
- 広告管理 - Google広告・Facebook広告と連携
- リード育成(ナーチャリング) - 見込み客を段階的に育成
4. Commerce Cloud(コマースクラウド)
ECサイト構築・運営を支援するプラットフォームです。BtoC・BtoB両方に対応しています。
5. Experience Cloud(エクスペリエンスクラウド)
顧客・パートナー・社員向けのポータルサイトやコミュニティを構築できます。
6. Einstein AI(アインシュタインAI)
Salesforce全体に組み込まれたAI機能で、以下のような高度な分析・予測が可能です。
- 商談成約確率の予測
- 最適な営業アクションの提案
- 顧客離反リスクの検知
- メール返信の自動生成
ポイント
Salesforceは必要な機能だけを選択して導入できるため、スモールスタートから段階的に拡張することが可能です。まずはSales Cloudから始め、必要に応じてService CloudやMarketing Cloudを追加するケースが一般的です。
Salesforce導入のメリット・デメリット
Salesforceは非常に強力なツールですが、万能ではありません。導入前にメリット・デメリットを正確に把握することが重要です。
メリット
- 世界No.1のシェアと実績
15万社以上の導入実績があり、信頼性が高い - 豊富な機能とカスタマイズ性
あらゆる業種・業態に対応可能 - クラウドベースでどこからでもアクセス
リモートワークにも最適 - AppExchangeで機能拡張が容易
7,000以上のアプリと連携可能 - AI(Einstein)による高度な分析
データドリブンな意思決定を支援 - 強固なセキュリティ
金融機関レベルのセキュリティ基準 - 定期的なアップデート
年3回の大型アップデートで常に最新機能を利用可能 - グローバル対応
多言語・多通貨対応で海外展開にも対応
デメリット
- コストが比較的高い
中小企業には負担になる場合も - 初期設定が複雑
専門知識がないと設定が難しい - 学習コストがかかる
機能が豊富なため、使いこなすまで時間が必要 - カスタマイズに専門性が必要
高度なカスタマイズには開発者が必要 - オーバースペックになる可能性
小規模企業には機能過多な場合も - 日本語サポートが限定的
ドキュメントの一部が英語のみ - ライセンス体系が複雑
最適なプラン選択が難しい
どんな企業に向いている?
Salesforceは以下のような企業に特に適しています。
- 営業組織が10名以上の企業
- 複雑な営業プロセスを標準化したい企業
- グローバル展開を視野に入れている企業
- マーケティング・営業・サポートを統合管理したい企業
- データ分析を重視する企業
- 既存システムとの連携が必要な企業
他社製品との比較
Salesforce以外にも、優れたCRM/SFAツールは多数存在します。ここでは、主要な競合製品と比較してみましょう。
比較表:Salesforce vs 主要CRM製品
製品名 | Salesforce | kintone | HubSpot CRM | Zoho CRM |
---|---|---|---|---|
提供会社 | Salesforce(米国) | サイボウズ(日本) | HubSpot(米国) | Zoho(インド) |
月額料金(1ユーザー) | 3,000円〜39,600円 | 780円〜1,500円 | 0円〜12,000円 | 0円〜6,240円 |
主な強み | 圧倒的な機能の豊富さ グローバル対応 AI機能 |
ノーコードでカスタマイズ可能 日本企業に最適 柔軟性が高い |
無料プランあり マーケティング機能が強力 使いやすいUI |
コストパフォーマンス 豊富な機能 AI搭載 |
カスタマイズ性 | ◎(非常に高い) | ◎(ノーコードで可能) | ○(中程度) | ◎(高い) |
学習コスト | 高い | 低い | 低い | 中程度 |
日本語サポート | ○(一部英語) | ◎(完全対応) | ○(一部英語) | ○(対応) |
適している企業規模 | 中堅〜大企業 | 中小〜中堅企業 | スタートアップ〜中小企業 | 中小〜中堅企業 |
連携アプリ数 | 7,000以上 | 300以上 | 1,500以上 | 800以上 |
各製品の詳細比較
1. kintone(サイボウズ)
kintoneは、日本企業サイボウズが提供するクラウド型業務アプリ構築プラットフォームです。CRM/SFAとしてだけでなく、あらゆる業務アプリをノーコードで作成できます。
Salesforceと比較したメリット
- 圧倒的に安い料金(月額780円〜)
- ノーコードで誰でもカスタマイズ可能
- 日本企業の商習慣に最適化
- 日本語サポートが充実
- 導入・運用のハードルが低い
Salesforceと比較したデメリット
- CRM専用ではないため、一部機能は自作が必要
- AIなどの高度な分析機能は限定的
- グローバル対応は弱い
おすすめの使い分け
Salesforceとkintoneは競合ではなく、併用することで相乗効果が期待できます。例えば、Salesforceで営業管理を行い、kintoneで社内の稟議承認や在庫管理などのバックオフィス業務を効率化するといった使い方が可能です。
kintoneについて詳しく知りたい方は、kintone認定資格完全ガイドやkintone導入事例集をご覧ください。
2. HubSpot CRM
HubSpot CRMは、マーケティングに強みを持つCRMプラットフォームです。無料プランでも基本的なCRM機能が使えるため、スタートアップに人気です。
Salesforceと比較したメリット
- 無料プランがある(機能制限あり)
- 直感的なUI/UXで使いやすい
- マーケティング機能が強力
- 導入が簡単
Salesforceと比較したデメリット
- カスタマイズ性はSalesforceより低い
- 大規模組織には不向き
- 高度な営業プロセス管理には限界がある
3. Zoho CRM
Zoho CRMは、インドのZoho社が提供するコストパフォーマンスに優れたCRMです。AIアシスタント「Zia」を搭載しています。
Salesforceと比較したメリット
- 料金が安い(月額1,680円〜)
- 豊富な機能を低コストで利用可能
- AI機能も搭載
Salesforceと比較したデメリット
- ブランド力・信頼性ではSalesforceに劣る
- 日本語対応が不完全な部分がある
- 連携アプリ数が少ない
はてなベースのサポート
はてなベース株式会社では、業務分析から要件定義、システム導入支援、社内トレーニング、運用保守まで一貫してサポートいたします。kintone、freee、Salesforceなど、様々なクラウドツールの導入支援や連携設計に対応可能です。「どのツールを選べばいいかわからない」「複数のシステムを連携させたい」といったご要望にも柔軟にお応えします。貴社の業務課題に合わせた最適なソリューションをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
Salesforceの料金プラン(2025年版)
Salesforceの料金体系は複雑ですが、ここでは主要なプランをわかりやすく解説します。
Sales Cloud 料金プラン
プラン名 | 月額料金(1ユーザー) | 主な機能 | 適している企業 |
---|---|---|---|
Starter | 3,000円 | 基本的なCRM機能 取引先・商談管理 モバイルアプリ レポート作成 |
小規模チーム(最大10ユーザー) |
Professional | 9,600円 | Starter機能 + 高度なレポート ワークフロー自動化 メール統合 |
成長中の企業 |
Enterprise | 19,800円 | Professional機能 + 高度なカスタマイズ API連携 複雑なワークフロー |
中堅〜大企業 |
Unlimited | 39,600円 | Enterprise機能 + 24時間365日サポート 無制限のストレージ 高度なトレーニング |
大企業・グローバル企業 |
※価格は2025年10月時点のSalesforce公式サイト掲載情報です。年間契約の場合の月額換算料金(税抜)となります。プランや契約期間により料金は変動する場合があります。最新の正確な料金についてはSalesforce公式サイトで必ずご確認ください。
その他の製品の料金
- Service Cloud - 月額9,600円〜39,600円/ユーザー
- Marketing Cloud - 月額150,000円〜(利用規模により変動)
- Commerce Cloud - 個別見積もり
費用対効果の考え方
Salesforceの料金は決して安くありませんが、以下のような効果が期待できます。
- 営業生産性の向上 - 営業担当者1人あたりの成約数が平均27%向上(Salesforce公式レポートより)
- 売上の増加 - 商談成約率が平均29%向上
- 顧客満足度の向上 - 対応スピードが38%改善
- 業務時間の削減 - 事務作業時間が週あたり平均5時間削減
例えば、営業担当者10名の企業がProfessionalプラン(月額9,600円/ユーザー)を導入した場合は、以下のような効果が見込めます。
月額コスト - 9,600円 × 10名 = 96,000円(年間約115万円)
期待効果 - 営業担当者1人あたり週5時間の業務削減 = 月20時間 × 10名 = 200時間/月
時給3,000円換算 - 200時間 × 3,000円 = 60万円/月の人件費削減効果
ROI - 投資回収期間 約2ヶ月
さらに、売上向上効果を加味すれば、十分な費用対効果が見込めると言えるでしょう。
業種別 Salesforce導入事例
Salesforceは業種を問わず幅広く活用されています。ここでは、代表的な業種別の導入事例をご紹介します。
1. 製造業
課題
営業情報が属人化し、受注予測の精度が低い。顧客からの問い合わせ対応が遅れがち。
Salesforce活用
- Sales Cloudで商談情報を一元管理し、受注見込みを可視化
- Service Cloudで問い合わせ対応を効率化
- Experience Cloudで代理店向けポータルを構築
効果
- 受注予測精度が65%向上
- 問い合わせ対応時間が40%短縮
- 代理店との情報共有がリアルタイム化
2. 不動産業
課題
物件情報と顧客情報が連携しておらず、最適な提案ができない。
Salesforce活用
- Sales Cloudで顧客の希望条件を詳細に管理
- Einstein AIで最適な物件をレコメンド
- Marketing Cloudで物件情報をメール配信
効果
- 成約率が35%向上
- 顧客1人あたりの対応時間が30%削減
- リピーター率が25%向上
3. IT・SES業界
課題
エンジニアのスキル管理とプロジェクトマッチングが非効率。営業とバックオフィスの連携不足。
Salesforce活用
- Sales Cloudで案件とエンジニアをマッチング
- kintoneと連携し、契約・請求業務を自動化
- freee会計と連携し、経理処理を効率化
効果
- マッチング精度が50%向上
- 契約締結までのリードタイムが40%短縮
- 請求処理時間が60%削減
SES業界でのkintone×freee連携については、SES業界向けfreee kintoneパッケージの記事で詳しく解説しています。
4. 金融業
課題
顧客情報のセキュリティ確保と営業効率化を両立したい。
Salesforce活用
- Financial Services Cloud(金融業界向け特化版)を導入
- 高度なセキュリティ設定で情報保護を徹底
- 顧客の資産状況を360度ビューで把握
効果
- 顧客満足度が45%向上
- クロスセル・アップセル率が30%向上
- コンプライアンス対応が効率化
5. 小売・EC業界
課題
オンライン・オフラインの顧客データが分断されている。
Salesforce活用
- Commerce CloudでECサイトを構築
- Service Cloudで問い合わせ対応を統合
- Marketing Cloudでパーソナライズドマーケティング
効果
- 顧客LTVが40%向上
- カート離脱率が25%減少
- リピート購入率が35%向上
Salesforce導入を成功させるポイント
Salesforceは強力なツールですが、導入しただけでは効果は出ません。成功させるためには、以下のポイントが重要です。
1. 導入目的を明確にする
「なぜSalesforceを導入するのか」「何を解決したいのか」を明確にしましょう。目的があいまいだと、機能を使いこなせず、投資が無駄になります。
2. スモールスタートで始める
いきなり全機能を使おうとせず、まずはSales Cloudの基本機能から始めることをおすすめします。慣れてから段階的に機能を追加しましょう。
3. 社内の推進体制を整える
Salesforce導入を成功させるには、経営層のコミットメントと現場の協力が不可欠です。専任の推進担当者を置くことが理想的です。
4. ユーザートレーニングを徹底する
どんなに優れたツールも、使われなければ意味がありません。継続的なトレーニングを実施し、全社員が使いこなせるようにしましょう。
5. 既存システムとの連携を設計する
Salesforceを単独で使うのではなく、既存の会計システム(freee会計等)や業務アプリ(kintone等)と連携させることで、真の業務効率化が実現します。
6. 伴走支援パートナーを活用する
Salesforceの導入・定着には専門知識が必要です。信頼できるパートナー企業のサポートを受けることで、スムーズな導入が可能になります。
はてなベースの伴走支援サービス
はてなベース株式会社では、業務分析から要件定義、システム導入支援、社内トレーニング、運用保守まで一貫してサポートいたします。kintone、freee、Salesforceなど、様々なクラウドツールの導入支援や連携設計に対応可能です。「どのツールを選べばいいかわからない」「複数のシステムを連携させたい」といったご要望にも柔軟にお応えします。貴社の業務課題に合わせた最適なソリューションをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
免責事項
本記事の情報は2025年10月時点のものです。製品の機能、料金、サービス内容は変更される場合があります。最新の正確な情報は、各サービスの公式サイトで必ずご確認ください。また、本記事は情報提供を目的としており、特定の製品やサービスの購入を推奨するものではありません。
まとめ:Salesforceで営業DXを実現しよう
本記事では、Salesforceの基礎知識から主要機能、導入メリット・デメリット、他社製品との比較、料金プラン、業種別事例まで、初心者の方にもわかりやすく解説しました。
重要ポイントのおさらい
- Salesforceは世界No.1のクラウド型CRMプラットフォームで、営業・マーケティング・サポート業務を統合的に管理できる
- CRMは顧客関係管理、SFAは営業支援を指し、Salesforceは両方の機能を提供
- Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloudなど、目的に応じた製品ラインナップがある
- 月額3,000円〜39,600円/ユーザーと幅広い料金プランがあり、企業規模に応じて選択可能
- kintone、HubSpot、Zoho CRMなど、用途や予算に応じて他のツールとの比較検討も重要
- 製造業、不動産、IT、金融、小売など、あらゆる業種で導入実績がある
- スモールスタート、社内体制整備、トレーニング、パートナー活用が成功のカギ
Salesforceは単なるツールではなく、営業DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためのプラットフォームです。適切に導入・活用すれば、営業生産性の向上、売上拡大、顧客満足度向上など、大きな成果が期待できます。
ただし、導入したからといって自動的に効果が出るわけではありません。目的を明確にし、社内体制を整え、継続的に改善していくことが重要です。
「自社に合ったCRMツールを選びたい」「Salesforceとkintoneの併用を検討したい」「kintone・freeeの導入支援をしてほしい」といったご要望がございましたら、ぜひはてなベース株式会社にお気軽にご相談ください。
貴社の業務効率化・DX推進を、全力でサポートいたします!