【完全保存版】freee for kintone連携の全手順 | はてなベース株式会社
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【完全保存版】freee for kintone連携の全手順|設定方法からエラー回避、導入メリットまで徹底解説

2024.11.26 | 筆者: DX推進チーム
「kintone(キントーン)で管理している案件データを使って、freee(フリー)で請求書をワンクリック発行したい」「顧客情報の二重入力をなくして、経理と営業の連携ミスをゼロにしたい」。多くの企業が抱えるこの課題を解決する最適解の一つが、連携プラグイン「freee for kintone」です。

本記事では、数多くのDX支援を行ってきたプロの視点から、基礎知識、導入手順、そしてよくあるエラーの解決策までを網羅的に解説します。

目次

  • 1. freee for kintone とは?(基礎知識)
  • 2. 導入すべき3つの理由(メリット)
  • 3. 【実録】freee for kintone 導入・設定の全手順
  • 4. ここが落とし穴!よくあるエラーとトラブルシューティング
  • 5. freee for kintone vs 他の連携手法
  • 6. 成功事例:月40時間の作業削減を実現した業務フロー

1. freee for kintone とは?(基礎知識)

「freee for kintone」は、サイボウズ社のオフィシャルパートナーであるJB Advanced Technology株式会社(JBAT)が提供しているkintoneプラグインです。最大の特徴は、「プログラミング(コードを書く作業)不要」で、kintoneとfreee会計のデータを連携できる点です。

何が連携できて、何ができないのか

【連携できること(○)】
  • 見積書・請求書の連携(kintoneからfreeeへ自動作成)
  • 取引(仕訳)の登録
  • マスタ同期(勘定科目、税区分、取引先など)
  • 入金消込ステータスのkintoneへの反映
【苦手なこと(×)】
  • 完全自動同期(ボタンを押すアクションが必要)
  • freee人事労務との連携
公式ヘルプ:freee for kintone の概要・制限事項

2. 導入すべき3つの理由(メリット)

月額費用を払ってまで導入する価値はあるのでしょうか? 結論から言えば、「月間請求書発行数が10枚以上」ある企業なら、十分に元が取れます。

1

転記作業ゼロによる「工数削減」

営業がkintoneで見積を作り、経理がfreeeに手入力する「二重入力」を排除します。金額の打ち間違いや会社名の表記ゆれなどのヒューマンエラーもゼロになります。

2

営業と経理の「部門間情報の分断」解消

「あの案件、請求書出したっけ?」といった確認作業がなくなります。kintoneを見ればfreeeの請求状況が分かるようになります。

3

入金ステータスの可視化

freeeで消込(入金処理)をした結果をkintoneに書き戻せます。営業担当はkintoneを見るだけで回収漏れを防ぐことができます。

3. 【実録】freee for kintone 導入・設定の全手順

実際に導入するためのステップを解説します。基本的な手順は公式マニュアルにも詳しく記載されています。

公式ヘルプ:初期設定マニュアル一覧

ステップ1:準備

JBAT社のサイトからプラグインファイル(zip)をダウンロードし、kintoneシステム管理画面から読み込みます。連携させたいkintoneアプリ(案件管理アプリなど)も用意しておきましょう。

ステップ2:API接続設定

アプリの設定画面でプラグインを追加し、「freeeにログインして認証キーを取得」をクリックします。認証画面で「許可」をすれば、kintoneとfreeeが繋がります。

公式マニュアル:初期設定 - 1. 認証設定を行う

ステップ3:フィールドマッピング(最重要)

kintoneの「どの項目」を、freeeの「どの項目」に入れるかを紐付けます。ここで最も多い失敗が「データ型の不一致」です。金額は必ず「数値フィールド」を使用してください。

公式マニュアル:初期設定 - 3. 機能連携を行う

4. ここが落とし穴!よくあるエラーと解決策

導入企業の担当者が頭を抱えるトラブルと、その解決策です。

「403 Forbidden」エラー

freee側のAPI認証期限切れが原因です。プラグイン設定画面で再度「認証」ボタンを押してトークンを更新してください。

参考:freee for kintone よくある質問(再認証について)

データの「上書き」事故

kintoneから再連携すると、freee側で修正した備考などが初期化されることがあります。kintoneのプロセス管理機能を使い、「請求確定後はボタンを押せない」ように制御することをお勧めします。

5. freee for kintone vs 他の連携手法

比較項目 freee for kintone CSV連携 APIスクラッチ開発
初期費用 低い(0円〜) 0円 高い(30万円〜)
導入難易度 中(設定のみ) 高(要件定義必要)
自由度 決まった機能のみ 高い 無限

一般的な「見積→請求」フローならプラグインで十分ですが、大量の一括発行や複雑な在庫管理が絡む場合は、API開発が必要になるケースもあります。

6. 成功事例:作業時間90%削減

あるITサービス企業(従業員30名)では、毎月丸2日かかっていた請求業務が、本プラグイン導入により月2時間まで短縮されました。
担当者は「最初は設定が難しそうだと敬遠していましたが、一度設定してしまえば、その後の楽さは想像以上でした」と語っています。

ツール連携は「設定」が9割です

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