【極み/第三回】kintone徹底解説:建設・工務店特化型DXパッケージ
【極み/第三回】kintone徹底解説:建設・工務店特化型DXパッケージ
現場とオフィスをリアルタイムで繋ぎ、複雑な工程・原価・写真管理を攻略する
著者:kintoneエバンジェリスト / DXコンサルタント
延べ50社以上のkintone導入・運用支援に携わり、特に会計ソフト「freee」との高度な連携による業務自動化を専門とする。本シリーズ第三回では、特に業務フローが複雑な「建設・工務店」において、どのようにデータを循環させ利益を守るべきかを解説する。
「現場の写真が整理できず、報告書作成に追われている」
「職人の出面や経費がバラバラで、最終的な工事原価が合わない」
建設・工務店業界の悩みは、情報の「分断」にあります。
今回は、業界特有の業務を網羅し、営業から施工、支払までを一気通貫で管理する**「建設・工務店パッケージ」**の全貌を、実際の管理画面に沿って解説します。
営業の基盤:顧客とスケジュールの統合管理
まずはすべての情報の起点となる顧客管理と、多忙な現場を支えるスケジュール管理です。kintoneなら「誰が・いつ・どこで」動いているか、スマホ一台で把握できます。
顧客・物件マスタの一元管理
カレンダー形式の工程・スケジュール管理
営業加速ツール:見積シミュレーションと書類発行
施主様の前ですぐに見積もりを出せる機動力は、成約率を大きく左右します。シミュレーターで概算を出し、そのまま正式な見積書・請求書へとデータを繋げます。
直感的に概算が出せるシミュレーター
ワンクリックで作成可能な帳票管理
現場DX:出面管理と写真報告書の効率化
現場監督を最も悩ませる事務作業をスマホで簡結させます。現場で撮影した写真や、職人の出入報告をリアルタイムでデータ化します。
職人の稼働状況を把握する出面管理
現場写真を自動で整理・報告書化
購買・支払管理:どんぶり勘定からの脱却
材料の仕入、外注費、細かな現場経費……。これらを案件ごとに集約して初めて「本当の利益」が見えてきます。
仕入・発注・支払の進捗管理
現場ごとに紐付く経費精算
まとめ:建設業の利益を守る循環
第三回でご紹介した「建設・工務店パッケージ」の価値は、単なる効率化ではありません。
- 書類発行の高速化: シミュレーターから見積書まで淀みなく発行。
- 現場負担の軽減: 写真管理や出面報告を「その場」で完了。
- 正確な原価管理: 発注・経費・労務費をすべて案件に集約。
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第4回:属人化を排除する「業務自動化のシナリオ設計」
「人」がいなくても業務が回る仕組みとは?
通知機能やプロセス管理を駆使した自動化の仕組みを徹底解剖します。