LINE WORKSとkintoneの連携で現場DX ~業務効率化・ペーパーレス化への最前線~ | はてなベース株式会社

LINE WORKSとkintoneの連携で現場DX

業務効率化・ペーパーレス化への最前線 〜攻めの現場改革を実現する最新連携サービス徹底解説〜

無料相談を申し込む
📱

現場DXを実現する最強の組み合わせ

×

はじめに | その「業務のモヤモヤ」、本気で解消しませんか?

「現場のペーパーレス化が進まない」「せっかくkintoneで業務アプリを作ったのに、結局現場で使いきれない」「LINE WORKSは入れてみたけれど、チャット連絡止まり…」このようなお悩み、あなたの職場でもよく耳にしませんか?

いま、多くの企業に共通する課題
  • せっかく社内にシステムを導入したのに"現場まで浸透しない"
  • データとコミュニケーションが分断され、効果的な業務改革につながらない
  • DX推進が"IT部門の仕事"になりがちで、現場担当とのギャップが埋まらない

LINE WORKS(現場のコミュニケーション)とkintone(業務データ・ワークフロー)それぞれの強みを活かし、本格的な「現場DX」を小さく確実に進めるには"連携"がカギを握っています。

この記事では、最新の実例/サービス/リアルな課題と解決策を交え、LINE WORKS×kintone連携による業務変革を「本音」と「実務」で解説します。貴社の「今度こそ、うまく行く連携プロジェクト」へのヒントとして、ぜひご活用ください。

1. LINE WORKS×kintone連携とは?業務効率化の全体像

両ツールの特徴と基本機能(LINE WORKSとは/kintoneとは)

LINE WORKSとは

LINE WORKSは、LINE社のビジネス向けチャット&コラボレーションツールです。ビジネスチャット(LINEライクな感覚)を中心に、

  • グループ掲示板
  • カレンダー
  • ファイル共有、タスク管理、通話

など、現場の「日常業務」を支える機能を搭載。直感的操作と高い定着率を誇り、ITリテラシー問わず"使える"ところが最大の強み。現場リーダーやアルバイト、多拠点拠点ユーザーまで、誰でもスマホで使えるのが特徴です。

kintoneとは

kintoneはサイボウズ社のローコード型の業務改善プラットフォームです。「ノンプログラミング」で業務専用アプリを自作できるのが最大の特徴で、

  • 顧客管理(CRM)
  • 受発注管理
  • ワークフロー・申請業務
  • 各種台帳管理

など、現場ごとに最適化された【業務データの蓄積・可視化・自動化】が実現できます。ドラッグ&ドロップで直感的にアプリ作成できる反面、「現場運用への定着」「現実の業務フローとのギャップ」が出やすい点が注意です。

なぜ、両者の連携が「現場DX」推進で重要なのか?

LINE WORKSは「普段使うコミュニケーションの場」、kintoneは「業務データ管理・基幹業務の土台」です。つまり、現場ユーザーが「いつものLINE WORKS」上で、"kintoneのデータや申請"を操作できるようになることで、

解決できる課題
  • "ITシステムが浸透しない"現場の課題
  • データ入力・転記・確認作業などの二重業務
  • ペーパーレス化や社外連携の壁

などが一気に解決に近づきます。

2. LINE WORKSとkintoneの最新連携サービス大全

主要連携サービスをわかりやすく解説

2024年最新、選ばれるLINE WORKS×kintone連携サービスは主に3つ。それぞれ、どのようなシーンで使われ、どう差別化されているのか解説します。

LITONEウェブアプリ

「LITONEウェブアプリ」は、LINE WORKSとkintoneを"ノーコードで柔軟に連携"できるパッケージサービスです。

  • LINE WORKSの画面上でkintoneアプリのデータを閲覧・登録・更新可能
  • kintone側の細かなアクセス権やアプリ構成をそのまま連携
  • モバイル環境にも最適化
  • フォームやデータのカスタマイズ、LINE WORKSの通知との連動が容易
  • チャットbotや2次元コード・位置情報・電子サインなど現場機能も充実

LINE WORKS to kintone

LINE WORKSの"トーク画面でチャットbot会話"により、kintoneアプリとデータの連携操作が可能なサービスです。

  • プレーンなkintoneアプリだけでなく、所定フォーマット下で「新規案件の登録」「現場報告の送信」などがLINEと同じ操作でできる
  • シンプルな通知連動や条件分岐型botが得意
  • チャットベースの操作に特化

kintone for LINE WORKS

サイボウズ公式サービスとして、kintone側からLINE WORKSユーザーへ通知を送信できます。

  • 「ワークフロー通知」や「レコード登録完了通知」を公式連携アプリで配信
  • 一部のkintoneアクションに"即座にLINE WORKSで現場通知"が可能
  • 標準機能中心(通知系)、複雑な業務処理は要カスタマイズ
連携サービス選定のポイント
  • 「誰が、どんな現場課題を解決したいのか」を最初に洗い出す
  • 現場ユーザー(アルバイト含む)が"自分のスマホですぐ使えるか"
  • システム側の運用負荷や要望(例:通知/実行ログ/セキュリティ)も考慮
  • サポート体制・日本語ドキュメント・初期設定支援のある公式・認定パートナー製品がおすすめ

3. 最新連携事例:現場業務はこう変わる!

📱

モバイルでのkintoneデータ活用

問題シナリオ(旧来)

社員が紙の点検表に手書き、あとでオフィスPCに入力し直し(転記ミス多発)。kintoneを作ったが、「PCでしか操作できない」ため現場が利用せず。

LITONEウェブアプリ活用例

スマホのLINE WORKSからkintoneアプリ画面(点検表や報告書)をダイレクト操作。操作は「LINEに近いUI」で、現場撮影の写真添付、タッチでチェック、即時保存が可能に。
成果
  • 事務所戻り作業ゼロ
  • kintoneの参照権限や申請ルートも自動反映
  • 導入企業では月間200件以上の転記工数削減
  • 作業者全員のデジタル定着に成功
🤖

チャットボット活用による顧客情報検索

問題シナリオ

担当が「直前に顧客名刺・リスト・履歴を見たい」のに、kintoneに都度ログイン・検索が面倒。結局、紙で管理 or 担当メールで確認 → 時間ロス。

LINE WORKS to kintone 事例

LINE WORKSのbotトークで「●●さんの連絡先教えて」と入力。自動的にkintone顧客台帳から情報抽出&返信。「最終訪問日」「案件メモ」もbotでダイレクト回答。
成果
  • 現場で即座に使える"顧客情報プラットフォーム"へ転換
  • 顧客対応の質が向上
  • 情報検索時間の大幅削減
📝

位置情報・2次元コード・電子サイン等の利活用

背景

複数現場を巡回する点検・保守員:作業実施証跡や本人証明が必要。手書き報告だと本人確認/改ざん防止が難しい。

LITONE現場活用例

「作業現場到着時に2次元コードをLINE WORKSで読み取り」。基本情報+撮影画像+位置情報を自動kintone記録。「作業完了サイン」もスマホ画面で手書き → JPEGとしてkintoneレコードに即保存。
成果
  • 本部側では"リアルタイム実績"を一元管理・タイムライン表示
  • 法令対応(改ざん防止)や、万が一の監査にも即証跡提出可能に
  • 現場作業の信頼性と透明性が向上

4. LINE WORKS×kintone連携 導入メリットと成功のコツ

業務効率化・ペーパーレス化・人的ミス削減

100%
スマホ1台で業務完結
40%
ヒューマンエラー削減
90%
紙業務のデジタル移行
  • 現場の情報収集〜事務処理を「スマホ1台」ですべて完結
  • 転記作業の廃止/自動データ登録でヒューマンエラーを最大40%削減
  • 紙業務(点検表・注文書・日報等)の60~90%デジタル移行実績多数
  • 手書き・口頭伝達・FAXから解放、「いつでも、どこでも、すぐ記録・報告」の働き方に

社内・社外間コミュニケーション最適化

  • LINE WORKSの既読確認、グループ配信、Webhookによる自動通知活用で「タスクの見える化」
  • 社外ユーザーとも一部サービスで安全に連携(例:協力会社・委託先をゲスト追加)
  • kintone内で"進捗が止まっている業務"をLINE WORKSに自動アラート
  • シフト/案件連絡・緊急報告も"いつものLINE感覚"=定着率が圧倒的

ITリテラシーに依存しない現場運用設計

  • 店舗・倉庫・建設・サービス業など"IT未経験層"にも直感操作が普及
  • 個人端末持ち込みBYOD対応も可
  • フロントUIはLINEライク、バックエンドは柔軟&安全なkintone=「現場主導」のシステム導入が容易

DX推進プロジェクトでよくある課題と解決法

課題例
  • kintoneだけで"使われないアプリ"になりがち
  • サービス乱立で"データ連携が分断"
  • 運用負荷増やIT部門依存度の高止まり
  • セキュリティ・監査要件対応が心配
解決策
  • LINE WORKS×kintoneの「ワンストップ連携」で現場ワークフローを一元化
  • 現場からの声 → kintoneアプリ改善 → LINE WORKSへの即時展開、というPDCAが早回しできる
  • 強固な利用認証(LINE WORKSのSSOやkintoneのアクセス権制御)
  • 公式パートナー/導入支援サービスで「設計~運用支援」もワンパッケージ推進

5. LINE WORKS×kintone連携導入の流れと注意点

導入プロセス(要件整理〜設計・構築〜運用支援)

1
業務課題の洗い出し・業務フローの見直し
机上のIT化でなく、「現場で誰が、何に困っているのか」を掘り下げる
2
シナリオ整理・要件定義
どんな業務アプリ(kintone)と、どの現場アカウント(LINE WORKS)を組み合わせるか。スマホのみ運用?PC・タブレットも含めるか?
3
連携サービス選定・パートナー相談
「LITONEウェブアプリ」「公式連携」など、シナリオに合致したものを選ぶ。機能デモ・トライアル可否・サポート体制を確認
4
設計・開発/初期設定支援
必要なら業務現場も交え、kintoneアプリ設計を再構成。LINE WORKSへのbot組み込み、UIレイアウト調整。権限設定・セキュリティ設計
5
現場テスト・ユーザートレーニング
部分導入→小規模運用開始。「困ったときの駆け込み窓口」を用意
6
本番展開・運用支援体制構築
利用データのモニタリング。継続的なフィードバック(アプリ修正・問い合わせ対応)

セキュリティや運用設計の現場ノウハウ

  • LINE WORKS側:SSO/IP制限や端末管理等のセキュリティオプション
  • kintone側:アクセス権(フィールド/レコード)厳密設定、二要素認証推奨
  • 業務データの保存(kintone)と通知・レスポンス用チャネル(LINE WORKS)の分離運用が原則
  • 個人情報/機密管理要件は、公式パートナーへ必ず要件伝達
  • 日々の「権限棚卸し」「運用担当の属人化回避」がおすすめ

6. 「現場主義」DXのために今できること

システム連携前に業務フローを再考する

ウェブサービス連携=「現状業務のそのままデジタル化」ではなく、「いまどこに転記/手戻り/問い合わせ/属人的業務が潜んでいるか?」を業務FLOW図として可視化しましょう。

  • 改善工程を"連携サービスの機能"でどこまで代替できるか一覧化 → 本当に残すべき「現場ならではの仕事」はなにか?も同時に棚卸し
  • "LINE WORKS上で業務完結"を目指して無理なくカスタマイズ設計を

小さく始めて大きく育てるDX推進ロードマップ

  • 短納期・スモールスタートで一つの業務から"実感できる成功"を生み出す
  • 利用現場・バックオフィス双方が、「使いやすい・分かりやすい・ちゃんと守れる」システム設計
  • 数ヶ月かけて漸進的ロールアウト、拡張・修正をPDCAで繰り返す
  • 初期ノウハウ不足は"ITコンサル・公式パートナー"への早期相談でキャッチアップ可能

【無料】自社現場業務×DX化推進のご相談はこちら!

LINE WORKS×kintone連携を「現場で本当に使える業務DX」に仕上げるには、現場目線のヒアリングと実務に即したシナリオ設計が不可欠です。当社では、豊富な実績と現場理解を併せ持つシニアコンサルタントが、貴社横断部門/現場/情報システム部門の三者間で【無料ヒアリング】を実施中。

まとめと次のアクション

LINE WORKS×kintoneの連携は、決して単なる"システムの足し算"ではありません。「現場主義」の攻めの業務改革、全社のコミュニケーション×データ管理の最適化、そして小さな一歩から大きなDX成果へとつなげるリアルな「現場改革」の武器となります。

ポイント
  • 「現場の使いやすさ」と「本部の管理性」を両立した仕組み化
  • "始めやすく、育てやすい"連携サービスとパートナー選びが肝心
  • 現場業務の【今の困りごと】から出発し、継続的な改善、トライ&エラーが組織のDX体質を強くします

まずは今日、貴社の現場で「kintoneも、LINE WORKSも、使い切れない理由」をリストアップしませんか?そして、"自社しか持てない現場ノウハウ"を、ITの力でストレスフリーに現場ワークへ変革していきましょう。

「現場の声も、IT部門の経営課題もダイレクトに解決したい」私たちが、その"一歩目"のお手伝いをいたします。