2025.12.29
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経理アウトソーシングから内製化へ!freeeとkintoneで実現するコスト削減と業務品質向上

はてな編集部
2025.12.29
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経理アウトソーシングから内製化へ!freeeとkintoneで実現するコスト削減と業務品質向上

経営者の声: 「経理をアウトソーシングしているが、月に50万円以上のコストがかかっている。しかも、経理の状況が把握しにくく、経営判断に必要な情報がすぐに得られない。内製化を検討したいが、どのように始めればよいか分からない……」

経理業務をアウトソーシングしている企業の中には、コストの高さや情報の見える化の難しさから、内製化を検討している企業が少なくありません。しかし、内製化には専門知識が必要で、導入のハードルが高いと感じている経営者も多いでしょう。

この記事では、freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化について詳しく解説します。この方法により、アウトソーシングコストを削減し、経理業務の品質を向上させることができます。

経理アウトソーシングの課題と内製化の必要性

経理業務をアウトソーシングしている企業の多くが、以下のような課題を抱えています。

アウトソーシングコストの高さ

経理アウトソーシングのコストは、企業規模や業務量によって異なりますが、一般的に以下のような費用がかかります。

  • 月額費用: 20万円〜100万円以上(企業規模によって異なる)
  • 追加費用: 決算作業、税務申告、監査対応などで追加費用が発生
  • 年間コスト: 月額50万円の場合、年間600万円以上

特に、企業規模が大きくなると、アウトソーシングコストも比例して増加します。

経営者の声: 「アウトソーシングのコストが年々増加しており、年間で700万円以上かかっている。このコストを削減できれば、他の投資に回せる資金が増えるのに……」

情報の見える化の難しさ

アウトソーシングしている場合、経理の状況をリアルタイムで把握することが困難です。

  • 情報の取得に時間がかかる: 経理状況を確認するために、アウトソーシング先に問い合わせる必要がある
  • 経営判断の遅れ: 経営判断に必要な情報がすぐに得られず、判断が遅れる
  • データの活用が困難: 経理データを他の業務システムと連携させることが困難

これらの課題により、経営判断のスピードが低下し、機会損失が発生する可能性があります。

業務の属人化とリスク

アウトソーシングしている場合、経理業務の知識が社内に蓄積されず、以下のようなリスクが発生します。

  • 業務の属人化: 経理業務の知識がアウトソーシング先に依存し、社内に知識が蓄積されない
  • 引き継ぎの困難: アウトソーシング先を変更する際に、業務の引き継ぎが困難
  • コストの不透明性: アウトソーシングコストの内訳が不明確で、コスト削減が困難

これらの課題を解決するためには、経理業務を内製化し、freeeとkintoneを活用して業務を効率化することが有効です。

freeeとkintoneによる内製化のメリット

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化により、以下のようなメリットが期待できます。

なぜfreeeとkintoneの連携が効果的なのか

以下の表に、freeeとkintoneの連携による内製化の効果をまとめます。

項目 アウトソーシング 内製化(freee+kintone) 効果
月額コスト 50万円 10万円〜20万円 60%〜80%削減
情報の見える化 困難 容易 リアルタイム把握
経営判断のスピード 遅い 速い 迅速な判断
業務の属人化 高い 低い 知識の蓄積
コストの透明性 低い 高い コスト管理

freeeとkintoneの連携により、経理業務を内製化し、以下のような効果が得られます。

  • コスト削減: アウトソーシングコストを大幅に削減
  • 情報の見える化: 経理状況をリアルタイムで把握
  • 経営判断のスピード向上: 経営判断に必要な情報を迅速に取得
  • 業務の標準化: 経理業務を標準化し、属人化を解消
  • コストの透明性: 経理コストの内訳を明確に把握

解決のアプローチ:3つのステップ

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化は、以下の3つのステップで実現できます。

ステップ1: データの一元化

まず、経理データをfreeeとkintoneで一元管理します。freeeで会計データを管理し、kintoneで経理業務のプロセスを管理します。

  • freee: 会計データ、仕訳、決算データの管理
  • kintone: 経理業務のプロセス、承認フロー、業務マニュアルの管理

これらのデータを一元管理することで、経理業務の全体像を把握できます。

ステップ2: 業務プロセスの標準化

次に、経理業務のプロセスを標準化します。kintoneのプロセス管理機能を使用して、以下のような業務プロセスを標準化します。

  1. 経費精算: 経費申請から承認、freeeへの仕訳連携まで
  2. 請求書発行: 案件管理から請求書発行、freeeへの連携まで
  3. 入金管理: 入金確認からfreeeへの消込連携まで

この標準化により、経理業務の属人化を解消できます。

ステップ3: 自動連携と処理

最後に、freeeとkintoneを連携させ、経理業務を自動化します。連携ツールを使用して、以下のような処理を自動化します。

  • 経費精算の自動仕訳: kintoneで承認された経費をfreeeに自動仕訳
  • 請求書の自動連携: kintoneで管理している案件からfreeeで請求書を自動発行
  • 入金の自動消込: kintoneで確認した入金をfreeeに自動消込

この自動連携により、経理業務を効率化できます。

導入の全体像:5つのプロセス

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化の全体像を、以下のプロセスで説明します。

【プロセス1: 準備】
アウトソーシング先からデータを移行し、freeeとkintoneを設定
  ↓
【プロセス2: 業務設計】
経理業務のプロセスを設計し、kintoneで業務フローを構築
  ↓
【プロセス3: 連携設定】
freeeとkintoneを連携させ、自動処理を設定
  ↓
【プロセス4: 移行】
アウトソーシング先から業務を引き継ぎ、内製化を開始
  ↓
【プロセス5: 運用】
内製化後の運用を継続し、改善を実施

各プロセスの詳細を以下で説明します。

プロセス1: 準備

アウトソーシング先からデータを移行し、freeeとkintoneを設定します。準備する内容は以下の通りです。

  • データの移行: アウトソーシング先から会計データを取得し、freeeに移行
  • freeeの設定: 会計科目、取引先、税務設定などを設定
  • kintoneの設定: 経理業務用のアプリを設計し、業務フローを構築

これらの準備により、内製化の基盤を整備できます。

プロセス2: 業務設計

経理業務のプロセスを設計し、kintoneで業務フローを構築します。設計する内容は以下の通りです。

  • 業務プロセスの整理: 現在の業務プロセスを整理し、標準化すべき点を特定
  • kintoneアプリの設計: 経理業務用のアプリを設計し、必要なフィールドを設定
  • 承認フローの設定: 経理業務の承認フローを設定し、プロセスを標準化

この業務設計により、経理業務を標準化できます。

プロセス3: 連携設定

freeeとkintoneを連携させ、自動処理を設定します。設定する内容は以下の通りです。

  • 連携ツールの設定: freeeとkintoneを連携させるツールを設定
  • データマッピング: freeeの項目とkintoneのフィールドを対応付け
  • 自動処理の設定: 経費精算、請求書発行、入金管理などの自動処理を設定

この連携設定により、経理業務を自動化できます。

プロセス4: 移行

アウトソーシング先から業務を引き継ぎ、内製化を開始します。移行の手順は以下の通りです。

  1. 移行計画の策定: 移行スケジュールと移行範囲を策定
  2. データの移行: アウトソーシング先からデータを移行
  3. 業務の引き継ぎ: アウトソーシング先から業務を引き継ぎ
  4. テスト運用: テスト運用を実施し、問題がないことを確認
  5. 本番運用: 本番運用を開始し、アウトソーシングを終了

この移行により、経理業務を内製化できます。

プロセス5: 運用

内製化後の運用を継続し、改善を実施します。運用の内容は以下の通りです。

  • 日常的な運用: 経理業務を継続的に実施
  • モニタリング: 経理業務の状況をモニタリングし、問題がないことを確認
  • 改善: 運用を続けながら、改善点を特定して対応

この運用により、経理業務の品質を継続的に向上させることができます。

具体的な連携パターン

freeeとkintoneの連携には、以下のようなパターンがあります。

パターンA: 経費精算の自動化

経費精算を自動化する連携パターンです。kintoneで経費申請を行い、承認後にfreeeに自動仕訳します。

連携の流れ:

  1. kintoneで経費申請を作成
  2. 承認フローを実行
  3. 承認後、freeeに自動仕訳
  4. freeeで仕訳を確認

適用例: 経費精算業務の自動化により、経理担当者の作業時間を削減

パターンB: 請求書発行の自動化

請求書発行を自動化する連携パターンです。kintoneで案件を管理し、freeeで請求書を自動発行します。

連携の流れ:

  1. kintoneで案件を管理
  2. 請求タイミングで請求書発行を申請
  3. 承認後、freeeで請求書を自動発行
  4. 請求書をクライアントに送付

適用例: 請求書発行業務の自動化により、請求漏れを防止し、請求業務を効率化

連携による効果の試算

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化の効果を、具体的な数値で試算します。

現状のコスト(アウトソーシング)

従来のアウトソーシングでは、以下のようなコストが発生していました。

  • 月額費用: 50万円(経理業務のアウトソーシング費用)
  • 追加費用: 月に10万円程度(決算作業、税務申告など)
  • 年間コスト: 720万円(月額60万円 × 12ヶ月)

内製化後のコスト

freeeとkintoneを活用した内製化では、以下のようなコストが発生します。

  • freeeの利用料: 月額1万円〜3万円(プランによって異なる)
  • kintoneの利用料: 月額2,000円〜5,000円(ユーザー数によって異なる)
  • 連携ツールの費用: 月額5万円〜10万円(連携ツールによって異なる)
  • 経理担当者の人件費: 月額30万円〜50万円(経理担当者1名の場合)

合計: 月額36.2万円〜68.5万円

効果の試算

コスト削減: 月額60万円から月額50万円(平均)に削減した場合、月に10万円、年間120万円のコスト削減が期待できます。

情報の見える化: 経理状況をリアルタイムで把握できるようになり、経営判断のスピードが向上します。これにより、機会損失を防止し、売上向上に貢献する可能性があります。

業務の標準化: 経理業務を標準化することで、業務の属人化を解消し、業務の品質を向上させることができます。

総合的な効果: コスト削減(年間120万円)+ 経営判断のスピード向上(売上向上に貢献)+ 業務品質の向上を合わせると、年間200万円以上の効果が期待できます。

具体的な導入ステップ

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化を導入するには、以下のステップを実行します。

ステップ1: 現状の把握

まず、現在のアウトソーシングの状況を把握します。把握する内容は以下の通りです。

  • アウトソーシングコスト: 月額費用、追加費用、年間コスト
  • 業務の範囲: アウトソーシングしている業務の範囲
  • データの状況: アウトソーシング先が管理しているデータの状況

これらの情報を把握することで、内製化の計画を立てることができます。

ステップ2: 内製化の計画策定

次に、内製化の計画を策定します。計画する内容は以下の通りです。

  • 移行スケジュール: 移行の開始時期と完了時期
  • 移行範囲: どの業務を内製化するか
  • 体制の整備: 内製化に必要な人員とスキル
  • 予算の確保: 内製化に必要な予算

この計画により、内製化を計画的に進めることができます。

ステップ3: freeeとkintoneの設定

次に、freeeとkintoneを設定します。設定する内容は以下の通りです。

  • freeeの設定: 会計科目、取引先、税務設定などを設定
  • kintoneの設定: 経理業務用のアプリを設計し、業務フローを構築
  • 連携ツールの設定: freeeとkintoneを連携させるツールを設定

これらの設定により、内製化の基盤を整備できます。

ステップ4: データの移行

次に、アウトソーシング先からデータを移行します。移行する内容は以下の通りです。

  • 会計データの移行: アウトソーシング先から会計データを取得し、freeeに移行
  • 取引先データの移行: 取引先情報をfreeeに移行
  • 業務データの移行: 経理業務のデータをkintoneに移行

このデータ移行により、内製化の準備が整います。

ステップ5: テスト運用

設定が完了したら、テスト運用を実施します。テスト運用の内容は以下の通りです。

  1. テストデータの作成: テスト用のデータを作成
  2. 業務の実行: 経理業務を実行し、正常に動作するか確認
  3. 連携の確認: freeeとkintoneの連携が正常に動作するか確認
  4. エラーの確認: エラーが発生した場合、原因を特定して修正

テスト運用により、内製化が正常に動作することを確認できます。

ステップ6: 本番運用

テスト運用が成功したら、本番運用を開始します。本番運用の手順は以下の通りです。

  1. 移行計画の最終確認: 移行計画を最終確認
  2. データの最終移行: アウトソーシング先から最終データを移行
  3. 業務の引き継ぎ: アウトソーシング先から業務を引き継ぎ
  4. 本番運用の開始: 本番運用を開始し、アウトソーシングを終了

本番運用により、経理業務を内製化できます。

実務事例と導入のポイント

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化を導入した事例を紹介します。

成功事例1: 従業員50名規模のIT企業

企業規模: 従業員50名(IT企業)

導入前の課題:
– 経理業務をアウトソーシングしており、月額60万円のコストがかかっていた
– 経理状況を把握するのに時間がかかり、経営判断が遅れていた
– 経理データを他の業務システムと連携させることが困難だった

導入後の効果:
– アウトソーシングコストを月額60万円から月額45万円に削減(25%削減
– 経理状況をリアルタイムで把握できるようになり、経営判断のスピードが向上
– 経理データを他の業務システムと連携させることが可能になり、業務効率が向上
– 年間180万円のコスト削減を実現

導入期間: 3ヶ月(計画策定から本番運用まで)

導入時の工夫:
– まず経費精算業務から内製化を開始し、効果を確認してから他の業務に展開
– アウトソーシング先と協力して、データの移行をスムーズに実施
– 経理担当者にfreeeとkintoneの研修を実施し、スキルを向上

成功事例2: 従業員100名規模の製造業

企業規模: 従業員100名(製造業)

導入前の課題:
– 経理業務をアウトソーシングしており、月額80万円のコストがかかっていた
– 経理業務の属人化が進んでおり、業務の引き継ぎが困難だった
– 経理データの活用が困難で、経営判断に必要な情報が得られなかった

導入後の効果:
– アウトソーシングコストを月額80万円から月額55万円に削減(31%削減
– 経理業務を標準化し、属人化を解消
– 経理データを活用して経営判断に必要な情報を迅速に取得できるようになった
– 年間300万円のコスト削減を実現

導入期間: 4ヶ月(計画策定から本番運用まで)

導入時の工夫:
– 経理業務のプロセスを徹底的に整理し、標準化すべき点を特定
– kintoneで経理業務のマニュアルを作成し、業務の引き継ぎを容易に
– 経理担当者を2名配置し、業務の負担を分散

失敗事例とその原因・対策

失敗事例: 従業員30名規模のサービス業

何が失敗したのか:
– データの移行が不十分で、過去の会計データが正しく移行されなかった
– 経理担当者のスキルが不足しており、freeeとkintoneの操作に時間がかかった
– アウトソーシング先との引き継ぎが不十分で、業務の継続性に問題が発生した

なぜ失敗したのか:
– データ移行の計画が不十分で、移行すべきデータの範囲が明確でなかった
– 経理担当者の研修が不十分で、freeeとkintoneの操作スキルが不足していた
– アウトソーシング先との引き継ぎ計画が不十分で、業務の継続性を確保できなかった

どのように解決したのか:
– データ移行を再度実施し、過去の会計データを正しく移行
– 経理担当者に追加の研修を実施し、freeeとkintoneの操作スキルを向上
– アウトソーシング先と協力して、業務の引き継ぎを再度実施

対策:
– データ移行の計画を詳細に策定し、移行すべきデータの範囲を明確にする
– 経理担当者に十分な研修を実施し、freeeとkintoneの操作スキルを向上させる
– アウトソーシング先と協力して、業務の引き継ぎ計画を詳細に策定する

よくある課題と解決方法

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化を導入する際に発生しがちな課題と、その解決方法を以下で説明します。

課題1: データ移行の困難

問題: アウトソーシング先からデータを移行する際に、データ形式の違いやデータの不整合が発生する。

解決方法:
– データ移行の計画を詳細に策定し、移行すべきデータの範囲を明確にする
– データ移行ツールを使用して、データの形式を変換する
– データ移行後、データの整合性を確認し、問題がないことを確認する

課題2: 経理担当者のスキル不足

問題: 経理担当者がfreeeとkintoneの操作に慣れておらず、業務の効率が低下する。

解決方法:
– 経理担当者に十分な研修を実施し、freeeとkintoneの操作スキルを向上させる
– 操作マニュアルを作成し、経理担当者が参照できるようにする
– 専門家のサポートを受けて、経理担当者のスキル向上を支援する

課題3: アウトソーシング先との引き継ぎ

問題: アウトソーシング先から業務を引き継ぐ際に、業務の継続性に問題が発生する。

解決方法:
– アウトソーシング先と協力して、業務の引き継ぎ計画を詳細に策定する
– 引き継ぎ期間を設けて、アウトソーシング先から業務を段階的に引き継ぐ
– 引き継ぎ後、アウトソーシング先にサポートを依頼し、問題が発生した際に対応する

課題4: 業務プロセスの標準化

問題: 経理業務のプロセスを標準化する際に、既存の業務プロセスとの整合性が取れない。

解決方法:
– 現在の業務プロセスを徹底的に整理し、標準化すべき点を特定する
– 業務プロセスの標準化を段階的に実施し、既存の業務プロセスとの整合性を確保する
– 業務プロセスの標準化後、運用を継続しながら改善を実施する

課題5: コスト削減効果の測定

問題: 内製化によるコスト削減効果を正確に測定することが困難。

解決方法:
– コスト削減効果の測定指標を明確に定義し、定期的に測定する
– アウトソーシング時のコストと内製化後のコストを比較し、削減効果を測定する
– コスト削減効果だけでなく、業務品質の向上や経営判断のスピード向上も評価する

導入時の注意点

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化を導入する際は、以下の点に注意してください。

  • 計画の策定: 内製化の計画を詳細に策定し、移行スケジュールと移行範囲を明確にする
  • データ移行の準備: データ移行の計画を詳細に策定し、移行すべきデータの範囲を明確にする
  • 経理担当者の研修: 経理担当者に十分な研修を実施し、freeeとkintoneの操作スキルを向上させる
  • アウトソーシング先との協力: アウトソーシング先と協力して、業務の引き継ぎをスムーズに実施する
  • 段階的な導入: いきなり全業務を内製化するのではなく、まず一部の業務から内製化を開始し、効果を確認してから全業務に展開する

導入後の「運用のリアル」

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化を導入した後は、以下のような運用が必要です。

日常的な運用

日常的な運用では、以下のような作業を行います。

  • 経理業務の実施: 経費精算、請求書発行、入金管理などの経理業務を実施
  • freeeとkintoneの連携確認: freeeとkintoneの連携が正常に動作しているか確認
  • データの確認: 経理データが正しく記録されているか確認

これらの作業により、経理業務を継続的に運用できます。

よくある運用ミスとその回避方法

運用を続けていると、以下のような運用ミスが発生する可能性があります。

  • データ入力のミス: 経理データの入力ミスにより、会計データに誤りが発生する
  • 連携のエラー: freeeとkintoneの連携が正常に動作せず、データが正しく連携されない
  • 業務プロセスの逸脱: 標準化した業務プロセスから逸脱し、業務の品質が低下する

これらの運用ミスを回避するため、以下のような対策を実施してください。

  • チェックリストの作成: 日常的な運用で確認すべき項目をチェックリスト化し、確認漏れを防ぐ
  • エラーログの確認: freeeとkintoneの連携エラーログを定期的に確認し、問題がないことを確認する
  • 業務プロセスの遵守: 標準化した業務プロセスを遵守し、業務の品質を維持する

メンテナンス時の注意点

freeeとkintoneのメンテナンス時は、以下の点に注意してください。

  • メンテナンス期間の設定: メンテナンス期間を設定し、その期間中は連携を停止する
  • データのバックアップ: メンテナンス前にデータのバックアップを取得し、問題が発生した際に復旧できるようにする
  • テスト環境での確認: メンテナンス後は、テスト環境で動作確認を行い、問題がないことを確認してから本番環境に反映する

データバックアップの方法とタイミング

データのバックアップは、以下のタイミングで実施してください。

  • 定期的なバックアップ: 週次または月次で、freeeとkintoneのデータをバックアップ
  • 重要な変更前: 業務プロセスや連携設定を変更する前に、データのバックアップを取得
  • メンテナンス前: メンテナンス前に、データのバックアップを取得

バックアップを取得することで、問題が発生した際にデータを復旧できます。

セキュリティと統制

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化を導入する際は、セキュリティと統制についても考慮する必要があります。

freeeとkintoneのセキュリティ機能

freeeとkintoneは、以下のようなセキュリティ機能を提供しています。

  • アクセス権限の管理: ユーザーごとにアクセス権限を設定し、必要な情報のみにアクセスできるようにする
  • データの暗号化: 通信データを暗号化し、データの漏洩を防止
  • 監査ログの記録: データのアクセス履歴を記録し、不正アクセスを検知

これらのセキュリティ機能により、データの安全性を確保できます。

内製化時のセキュリティ考慮事項

経理業務を内製化する際は、以下の点に注意してください。

  • アクセス権限の設定: 経理データにアクセスできるユーザーを限定し、適切なアクセス権限を設定する
  • データの整合性確保: 経理データの整合性を確保し、データの不整合を防ぐ
  • 監査ログの記録: 経理データのアクセス履歴を記録し、問題が発生した際に原因を特定できるようにする

これらの考慮事項により、内製化時のセキュリティを確保できます。

よくある質問(FAQ)

freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化に関するよくある質問と回答を以下で説明します。

Q1: アウトソーシングから内製化に移行するのにどのくらい時間がかかりますか?

A: 移行期間は、企業規模や業務の複雑さによって異なりますが、一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度かかります。計画策定からデータ移行、テスト運用、本番運用まで、段階的に進めることで、スムーズに移行できます。

Q2: 内製化に必要な人員はどのくらいですか?

A: 企業規模や業務量によって異なりますが、一般的に経理担当者1名〜2名が必要です。freeeとkintoneの操作スキルを習得する必要があるため、十分な研修を実施することをおすすめします。

Q3: アウトソーシング先からデータを移行するのは困難ですか?

A: データ移行は、アウトソーシング先の協力があれば、比較的スムーズに実施できます。データ移行の計画を詳細に策定し、アウトソーシング先と協力して実施することで、データ移行を成功させることができます。

Q4: 内製化後のコストはどのくらいかかりますか?

A: 内製化後のコストは、freeeとkintoneの利用料、連携ツールの費用、経理担当者の人件費などが含まれます。一般的に、月額30万円〜60万円程度が目安です。アウトソーシングコストと比較して、60%〜80%のコスト削減が期待できます。

Q5: 経理担当者のスキルが不足している場合はどうすればよいですか?

A: 経理担当者に十分な研修を実施し、freeeとkintoneの操作スキルを向上させることをおすすめします。はてなベース株式会社では、経理担当者向けの研修サービスも提供しており、スキル向上を支援します。

Q6: 内製化後もアウトソーシング先にサポートを依頼できますか?

A: はい、内製化後もアウトソーシング先にサポートを依頼することは可能です。ただし、サポート内容や費用については、アウトソーシング先と相談する必要があります。

Q7: 内製化によるコスト削減効果はどのくらいですか?

A: 企業規模や業務量によって異なりますが、一般的に年間100万円〜300万円程度のコスト削減が期待できます。アウトソーシングコストと内製化後のコストを比較し、削減効果を測定してください。

Q8: 内製化後、業務の品質は維持できますか?

A: はい、freeeとkintoneを活用することで、業務の品質を維持・向上させることができます。業務プロセスを標準化し、自動化を進めることで、業務の品質を向上させることができます。

まとめとCTA

この記事では、freeeとkintoneを活用した経理業務の内製化について詳しく解説しました。

freeeとkintoneの連携により、以下のような効果が期待できます。

  • コスト削減: アウトソーシングコストを60%〜80%削減
  • 情報の見える化: 経理状況をリアルタイムで把握
  • 経営判断のスピード向上: 経営判断に必要な情報を迅速に取得
  • 業務の標準化: 経理業務を標準化し、属人化を解消

経理業務をアウトソーシングしている企業にとって、内製化はコスト削減と業務品質向上の両立を実現する重要な取り組みです。

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