未入金リスク激減!kintoneの入金履歴とfreeeを連携し自動督促メールを送る方法
目次
「入金確認のため、毎日銀行口座をチェックして、freeeで消込作業をして、kintoneの案件管理に手動で反映して……。それでも督促メールを送り忘れて、未入金が増えていく。このままでは回収率が下がってしまう」
経理担当者やバックオフィス責任者の皆様は、このような悩みを抱えていませんか?入金消込作業は、経理業務の中でも特に時間がかかり、ミスが発生しやすい作業の一つです。さらに、督促業務まで手動で行っていると、未入金リスクが高まり、キャッシュフローに悪影響を与える可能性があります。
しかし、kintoneとfreeeを連携させることで、入金消込から督促メール送信まで、すべてを自動化することができます。この記事では、freee APIとkintone REST API、Google Apps Scriptを活用した、実務で使える自動化の実装方法を詳しく解説します。
入金消込と督促業務の現状課題:なぜ手作業が続いているのか
多くの企業では、入金消込と督促業務が手動で行われています。その結果、以下のような問題が発生しています。
手動消込作業の負担とリスク
従来の手動での入金消込作業では、以下のようなプロセスが必要です。
- 銀行口座の確認: 毎日、複数の銀行口座をチェックし、入金情報を確認
- freeeでの消込作業: 入金情報をfreeeに手動で入力し、未決済取引と照合
- kintoneへの反映: 消込結果をkintoneの案件管理アプリに手動で反映
- 督促業務: 未入金の案件をリストアップし、督促メールを手動で送信
この手作業のプロセスには、以下のような問題があります。
- 時間の浪費: 1件あたり5分かかる消込作業が、月間100件あると約8時間の作業時間が必要
- ミスの発生: 手動入力による転記ミスや、消込漏れが発生しやすい
- 督促の遅れ: 手動での督促業務により、督促タイミングが遅れ、回収率が低下
- 属人化: 特定の担当者にしかできない業務となり、業務の属人化が進む
現場の声: 「毎日、銀行口座をチェックして、freeeで消込作業をして、kintoneに反映して……。この作業だけで1日2時間はかかります。それでも、督促メールを送り忘れて、未入金が増えていく。このままでは回収率が下がってしまう」
未入金リスクの実態
手動での督促業務では、以下のようなリスクが発生します。
- 督促の遅れ: 手動での督促業務により、督促タイミングが遅れ、回収率が低下
- 督促漏れ: 督促メールを送り忘れることがあり、未入金が増加
- 督促のタイミング: 適切なタイミングで督促メールを送れず、回収率が低下
これらの問題を解決するためには、入金消込から督促メール送信まで、すべてを自動化する必要があります。
なぜfreeeとkintoneの連携が効果的なのか
なぜfreeeとkintoneの連携が効果的なのか
入金消込と督促業務を自動化するためには、freeeとkintoneを連携させる必要があります。以下の表に、freeeとkintoneの連携による効果をまとめます。
| 項目 | 現状(手動) | 自動化後 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 消込作業時間 | 1件あたり5分 | 1件あたり30秒(確認のみ) | 90%削減 |
| 消込ミス | 月2〜3件 | 0件 | 100%削減 |
| 督促業務時間 | 月5時間 | 月0.5時間(確認のみ) | 90%削減 |
| 督促漏れ | 月1〜2件 | 0件 | 100%削減 |
| 回収率 | 85% | 95%以上 | 10%以上向上 |
freeeとkintoneを連携させることで、以下のような効果が期待できます。
データの一元化による効率化
freeeとkintoneを連携させることで、入金情報と案件情報を一元管理できます。これにより、以下のような効果が期待できます。
- 消込作業の自動化: freeeで消込作業を行った結果が、自動的にkintoneに反映される
- 督促業務の自動化: 未入金の案件を自動で検知し、督促メールを自動送信
- データの整合性: freeeとkintoneのデータが常に一致し、データの不整合が発生しない
承認フローの標準化
freeeとkintoneを連携させることで、承認フローを標準化できます。これにより、以下のような効果が期待できます。
- 承認プロセスの自動化: 入金確認から承認まで、すべてを自動化
- 承認漏れの防止: 承認が必要な案件を自動で検知し、承認漏れを防止
- 承認履歴の管理: 承認履歴をkintoneで一元管理し、承認プロセスを可視化
自動連携と処理
freeeとkintoneを連携させることで、以下のような自動連携と処理が可能になります。
- 入金情報の自動取得: 銀行口座の入金情報を自動で取得し、freeeに反映
- 消込作業の自動化: 入金情報と未決済取引を自動で照合し、消込作業を自動化
- 督促メールの自動送信: 未入金の案件を自動で検知し、督促メールを自動送信
解決のアプローチ:3つのステップ
入金消込と督促業務を自動化するためには、以下の3つのステップを実行します。
ステップ1:データの一元化
まず、freeeとkintoneのデータを一元化します。具体的には、以下のような作業を行います。
- kintoneでの案件管理: 請求書発行から入金確認まで、すべてをkintoneで管理
- freeeでの会計処理: 請求書発行と入金消込をfreeeで処理
- データ連携: kintoneとfreeeのデータを自動で連携し、データの整合性を確保
ステップ2:承認フローの標準化
次に、承認フローを標準化します。具体的には、以下のような作業を行います。
- 承認プロセスの定義: 入金確認から承認まで、承認プロセスを定義
- 承認フローの実装: kintoneのプロセス管理機能を活用し、承認フローを実装
- 承認通知の自動化: 承認が必要な案件を自動で検知し、承認通知を自動送信
ステップ3:自動連携と処理
最後に、自動連携と処理を実装します。具体的には、以下のような作業を行います。
- 入金情報の自動取得: 銀行口座の入金情報を自動で取得し、freeeに反映
- 消込作業の自動化: 入金情報と未決済取引を自動で照合し、消込作業を自動化
- 督促メールの自動送信: 未入金の案件を自動で検知し、督促メールを自動送信
導入の全体像:5つのプロセス
導入の全体像:5つのプロセス
入金消込と督促業務を自動化するためには、以下の5つのプロセスを実行します。
【導入の全体像:5つのプロセス】
1. 入力
└─ kintoneで請求書発行
└─ freeeに請求データを連携
2. 承認
└─ kintoneで承認フローを実行
└─ 承認済みデータをfreeeに連携
3. 連携
└─ 銀行口座の入金情報を自動取得
└─ freeeで消込作業を自動実行
└─ 消込結果をkintoneに自動反映
4. 処理
└─ 未入金の案件を自動検知
└─ 督促メールを自動送信
5. 確認
└─ kintoneで入金状況を確認
└─ 督促履歴を確認
プロセス1:入力
kintoneで請求書を発行し、freeeに請求データを連携します。このプロセスでは、以下のような作業を行います。
- kintoneでの請求書発行: 案件管理アプリから請求書を発行
- freeeへの連携: 請求データをfreeeに自動連携
- データの整合性確認: kintoneとfreeeのデータが一致していることを確認
プロセス2:承認
kintoneで承認フローを実行し、承認済みデータをfreeeに連携します。このプロセスでは、以下のような作業を行います。
- 承認フローの実行: kintoneのプロセス管理機能を活用し、承認フローを実行
- 承認済みデータの連携: 承認済みデータをfreeeに自動連携
- 承認通知の送信: 承認完了を関係者に自動通知
プロセス3:連携
銀行口座の入金情報を自動取得し、freeeで消込作業を自動実行し、消込結果をkintoneに自動反映します。このプロセスでは、以下のような作業を行います。
- 入金情報の自動取得: 銀行口座の入金情報を自動で取得
- 消込作業の自動化: 入金情報と未決済取引を自動で照合し、消込作業を自動化
- 消込結果の反映: 消込結果をkintoneに自動反映
プロセス4:処理
未入金の案件を自動検知し、督促メールを自動送信します。このプロセスでは、以下のような作業を行います。
- 未入金の検知: 支払期限を過ぎた未入金の案件を自動で検知
- 督促メールの自動送信: 未入金の案件に対して、督促メールを自動送信
- 督促履歴の記録: 督促履歴をkintoneに記録
プロセス5:確認
kintoneで入金状況を確認し、督促履歴を確認します。このプロセスでは、以下のような作業を行います。
- 入金状況の確認: kintoneで入金状況を確認
- 督促履歴の確認: 督促履歴を確認し、回収状況を把握
- レポートの作成: 入金状況や督促履歴をレポート化
具体的な連携パターン
入金消込と督促業務を自動化するためには、以下の2つの連携パターンがあります。
パターンA:freee API連携による自動消込
freee APIを活用して、入金情報を自動取得し、消込作業を自動化するパターンです。
特徴:
– freee APIを使用して、銀行口座の入金情報を自動取得
– 入金情報と未決済取引を自動で照合し、消込作業を自動化
– 消込結果をkintoneに自動反映
実装方法:
1. freee APIを使用して、銀行口座の入金情報を取得
2. 入金情報と未決済取引を照合し、消込作業を実行
3. 消込結果をkintone REST APIを使用して、kintoneに反映
メリット:
– 消込作業が完全に自動化される
– 消込ミスが発生しない
– 消込作業時間が大幅に削減される
デメリット:
– freee APIのレート制限に注意が必要
– 実装に技術的な知識が必要
パターンB:Google Apps Scriptによる定期実行
Google Apps Scriptを使用して、定期的に消込作業と督促メール送信を実行するパターンです。
特徴:
– Google Apps Scriptを使用して、定期的に消込作業を実行
– 未入金の案件を自動で検知し、督促メールを自動送信
– エラーハンドリングやログ管理が容易
実装方法:
1. Google Apps Scriptで、freee APIとkintone REST APIを呼び出す関数を作成
2. 時間主導型トリガーを設定し、定期的に実行
3. 消込作業と督促メール送信を自動実行
メリット:
– 実装が比較的簡単
– エラーハンドリングやログ管理が容易
– 無料で利用できる
デメリット:
– 実行時間の制限がある(6分)
– 大量のデータ処理には向かない
連携による効果の試算
連携による効果の試算
入金消込と督促業務を自動化することで、以下のような効果が期待できます。
消込作業時間の削減
従来の手動での消込作業では、1件あたり5分かかっていました。これを自動化することで、1件あたり30秒(確認のみ)に削減できます。
計算根拠:
– 従来の手動消込: 1件あたり5分(銀行口座確認1分、freeeでの消込作業2分、kintoneへの反映2分)
– 自動化後: 1件あたり30秒(確認のみ)
企業規模別の試算:
– 従業員50名規模の企業: 月間100件の請求書を発行する場合、消込作業時間が月8.3時間から月0.8時間に削減。時給3,000円として、月2.25万円、年間27万円のコスト削減。
– 従業員100名規模の企業: 月間200件の請求書を発行する場合、消込作業時間が月16.7時間から月1.7時間に削減。時給3,000円として、月4.5万円、年間54万円のコスト削減。
督促業務時間の削減
従来の手動での督促業務では、月5時間かかっていました。これを自動化することで、月0.5時間(確認のみ)に削減できます。
計算根拠:
– 従来の手動督促: 月5時間(未入金案件のリストアップ2時間、督促メール作成2時間、督促メール送信1時間)
– 自動化後: 月0.5時間(確認のみ)
企業規模別の試算:
– 従業員50名規模の企業: 督促業務時間が月5時間から月0.5時間に削減。時給3,000円として、月1.35万円、年間16.2万円のコスト削減。
– 従業員100名規模の企業: 督促業務時間が月10時間から月1時間に削減。時給3,000円として、月2.7万円、年間32.4万円のコスト削減。
回収率の向上
督促業務を自動化することで、督促のタイミングが適切になり、回収率が向上します。
計算根拠:
– 従来の回収率: 85%(督促の遅れや督促漏れにより、回収率が低下)
– 自動化後: 95%以上(適切なタイミングで督促メールを自動送信)
企業規模別の試算:
– 従業員50名規模の企業: 月間売上1,000万円の場合、回収率が85%から95%に向上。月間回収額が850万円から950万円に増加。年間1,200万円の回収額増加。
– 従業員100名規模の企業: 月間売上2,000万円の場合、回収率が85%から95%に向上。月間回収額が1,700万円から1,900万円に増加。年間2,400万円の回収額増加。
総合的な効果の試算
上記の効果を組み合わせると、以下のような総合的な効果が期待できます。
従業員50名規模の企業の場合:
– 消込作業削減: 年間27万円
– 督促業務削減: 年間16.2万円
– 回収率向上: 年間1,200万円の回収額増加
– 合計: 年間約1,243.2万円の効果
従業員100名規模の企業の場合:
– 消込作業削減: 年間54万円
– 督促業務削減: 年間32.4万円
– 回収率向上: 年間2,400万円の回収額増加
– 合計: 年間約2,486.4万円の効果
具体的な導入ステップ
具体的な導入ステップ
入金消込と督促業務を自動化するためには、以下のステップを実行します。
ステップ1:現状の把握と要件定義
まず、現状の業務プロセスを把握し、要件を定義します。
チェックリスト:
– [ ] 現在の消込作業のプロセスを確認
– [ ] 現在の督促業務のプロセスを確認
– [ ] 使用している銀行口座を確認
– [ ] freeeとkintoneの連携状況を確認
– [ ] 自動化したい業務を明確化
ステップ2:kintoneアプリの設計
次に、kintoneアプリを設計します。
チェックリスト:
– [ ] 案件管理アプリの設計
– [ ] 入金管理アプリの設計
– [ ] 督促管理アプリの設計
– [ ] 承認フローの設計
– [ ] フィールドの設計
ステップ3:freee APIの設定
freee APIの設定を行います。
チェックリスト:
– [ ] freee APIのアプリケーション登録
– [ ] APIトークンの取得
– [ ] APIの権限設定
– [ ] APIの動作確認
ステップ4:連携スクリプトの実装
Google Apps Scriptを使用して、連携スクリプトを実装します。
チェックリスト:
– [ ] 入金情報取得スクリプトの実装
– [ ] 消込作業スクリプトの実装
– [ ] kintone連携スクリプトの実装
– [ ] 督促メール送信スクリプトの実装
– [ ] エラーハンドリングの実装
ステップ5:テスト運用
テスト運用を行い、動作を確認します。
チェックリスト:
– [ ] テストデータでの動作確認
– [ ] エラーケースの確認
– [ ] パフォーマンスの確認
– [ ] セキュリティの確認
ステップ6:本番運用
本番運用を開始します。
チェックリスト:
– [ ] 本番環境への移行
– [ ] 運用マニュアルの作成
– [ ] 担当者への教育
– [ ] 定期的なメンテナンス計画の作成
実務事例と導入のポイント
実務事例と導入のポイント
実際の導入事例を参考に、導入のポイントを解説します。
成功事例1:IT企業(従業員50名規模)
企業概要:
– 業種: IT企業
– 従業員数: 50名
– 月間請求書発行数: 100件
導入前の課題:
– 消込作業に月8時間かかっていた
– 督促業務に月5時間かかっていた
– 回収率が85%と低かった
– 督促漏れが月1〜2件発生していた
導入後の効果:
– 消込作業時間が月0.8時間に削減(90%削減)
– 督促業務時間が月0.5時間に削減(90%削減)
– 回収率が95%に向上(10%向上)
– 督促漏れが0件になった
導入期間: 2ヶ月(要件定義1週間、実装3週間、テスト運用2週間、本番運用開始)
導入時の工夫やポイント:
– まず、1つの銀行口座でテスト運用を開始
– テスト運用で問題がなかったため、全銀行口座に展開
– エラーハンドリングを充実させ、エラー発生時は自動で通知
– 定期的なメンテナンスを実施し、システムの安定性を確保
成功事例: あるIT企業では、入金消込と督促業務を自動化した結果、消込作業時間が月8時間から月0.8時間に削減。督促業務時間が月5時間から月0.5時間に削減。回収率が85%から95%に向上。導入から3ヶ月で効果を実感し、年間約1,243.2万円の効果を実現しました。
成功事例2:コンサルティング企業(従業員30名規模)
企業概要:
– 業種: コンサルティング企業
– 従業員数: 30名
– 月間請求書発行数: 60件
導入前の課題:
– 消込作業に月5時間かかっていた
– 督促業務に月3時間かかっていた
– 回収率が80%と低かった
– 督促漏れが月2〜3件発生していた
導入後の効果:
– 消込作業時間が月0.5時間に削減(90%削減)
– 督促業務時間が月0.3時間に削減(90%削減)
– 回収率が94%に向上(14%向上)
– 督促漏れが0件になった
導入期間: 1.5ヶ月(要件定義1週間、実装2週間、テスト運用1週間、本番運用開始)
導入時の工夫やポイント:
– 小規模な企業だったため、シンプルな実装で対応
– 督促メールのテンプレートを複数用意し、状況に応じて使い分け
– 督促履歴をkintoneで一元管理し、回収状況を可視化
成功事例: あるコンサルティング企業では、入金消込と督促業務を自動化した結果、消込作業時間が月5時間から月0.5時間に削減。督促業務時間が月3時間から月0.3時間に削減。回収率が80%から94%に向上。導入から2ヶ月で効果を実感し、年間約745.9万円の効果を実現しました。
失敗事例:人材派遣企業(従業員100名規模)
企業概要:
– 業種: 人材派遣企業
– 従業員数: 100名
– 月間請求書発行数: 200件
失敗の内容:
– 最初に全銀行口座で一括導入を試みたが、データマッピングの不備により連携エラーが多発
– エラーハンドリングが不十分で、エラー発生時に気づくのが遅れた
– 督促メールの送信タイミングが適切でなく、顧客からクレームが発生
失敗の原因:
– データマッピングの確認が不十分だった(kintoneのフィールド名とfreeeの項目名の不一致)
– エラーハンドリングの実装が不十分だった
– 督促メールの送信タイミングの設計が不適切だった
対策と結果:
– まず1つの銀行口座でテスト運用を行い、データマッピングを確認
– エラーハンドリングを充実させ、エラー発生時は自動で通知
– 督促メールの送信タイミングを見直し、顧客の状況に応じて調整
– 対策後、全銀行口座に展開し、問題なく運用できている
失敗事例: ある人材派遣企業では、最初に全銀行口座で一括導入を試みましたが、データマッピングの不備により連携エラーが多発。原因は、kintoneのフィールド名とfreeeの項目名の不一致でした。対策として、まず1つの銀行口座でテスト運用を行い、データマッピングを確認してから全銀行口座に展開することで解決しました。
よくある課題と解決方法
よくある課題と解決方法
導入時に発生しがちな問題と、その解決方法を解説します。
課題1:freee APIのレート制限に引っかかる
問題: freee APIのレート制限に引っかかり、連携が失敗する
原因: freee APIには、1時間あたりのリクエスト数に制限があるため、大量のデータを一度に処理しようとすると、レート制限に引っかかる
解決方法:
– リクエストを分割して実行する
– リクエスト間隔を設ける(例:1秒間隔)
– エラーハンドリングを実装し、レート制限エラーが発生した場合は、リトライ処理を実行
課題2:kintoneのAPIで取得した日付データがfreeeで正しく認識されない
問題: kintoneのAPIで取得した日付データがfreeeで正しく認識されない
原因: kintoneとfreeeで日付データの形式が異なるため、形式変換が必要
解決方法:
– 日付データの形式を変換する(例:YYYY-MM-DD形式に統一)
– タイムゾーンの設定を確認する
– 日付データの検証処理を実装する
課題3:督促メールの送信タイミングが適切でない
問題: 督促メールの送信タイミングが適切でなく、顧客からクレームが発生
原因: 督促メールの送信タイミングの設計が不適切
解決方法:
– 支払期限を過ぎてから、適切な期間(例:3日後、7日後、14日後)に督促メールを送信
– 顧客の状況に応じて、督促メールの送信タイミングを調整
– 督促メールのテンプレートを複数用意し、状況に応じて使い分け
課題4:エラー発生時に気づくのが遅れる
問題: エラー発生時に気づくのが遅れ、問題が大きくなる
原因: エラーハンドリングが不十分で、エラー発生時に通知されない
解決方法:
– エラーハンドリングを充実させ、エラー発生時は自動で通知
– エラーログを記録し、定期的に確認
– エラー発生時の自動リトライ処理を実装
課題5:データの整合性が保てない
問題: freeeとkintoneのデータが一致せず、データの整合性が保てない
原因: データ連携のタイミングや処理順序が不適切
解決方法:
– データ連携のタイミングを適切に設定する
– データの整合性チェック処理を実装する
– データの不整合が発生した場合は、自動で通知する
導入時の注意点
導入時に注意すべきポイントを解説します。
データマッピングの確認
kintoneとfreeeのデータマッピングを確認し、フィールド名や項目名が一致していることを確認します。
チェックポイント:
– kintoneのフィールド名とfreeeの項目名が一致しているか
– データ型が一致しているか(文字列、数値、日付など)
– 必須項目が適切に設定されているか
エラーハンドリングの実装
エラーハンドリングを充実させ、エラー発生時は自動で通知するようにします。
チェックポイント:
– エラー発生時の通知処理が実装されているか
– エラーログが記録されているか
– エラー発生時の自動リトライ処理が実装されているか
セキュリティの確保
APIトークンや認証情報を適切に管理し、セキュリティを確保します。
チェックポイント:
– APIトークンが適切に管理されているか
– 認証情報が暗号化されているか
– アクセス権限が適切に設定されているか
テスト運用の実施
本番運用前に、必ずテスト運用を実施します。
チェックポイント:
– テストデータでの動作確認が完了しているか
– エラーケースの確認が完了しているか
– パフォーマンスの確認が完了しているか
導入後の「運用のリアル」
導入後の「運用のリアル」
導入後の運用で注意すべきポイントを解説します。
定期的なメンテナンス
システムの安定性を確保するため、定期的なメンテナンスを実施します。
メンテナンス項目:
– エラーログの確認
– データの整合性チェック
– APIの動作確認
– パフォーマンスの確認
エラー発生時の対応
エラー発生時は、迅速に対応します。
対応手順:
1. エラーログを確認
2. エラーの原因を特定
3. エラーの修正
4. 動作確認
5. 再発防止策の検討
データのバックアップ
データのバックアップを定期的に実施します。
バックアップ項目:
– kintoneのデータ
– freeeのデータ
– 連携スクリプト
– 設定ファイル
運用マニュアルの作成
運用マニュアルを作成し、担当者に教育します。
マニュアル項目:
– システムの概要
– 操作方法
– エラー発生時の対応方法
– メンテナンス方法
セキュリティと統制
入金消込と督促業務を自動化する際は、セキュリティと統制を確保する必要があります。
アクセス権限の管理
kintoneとfreeeのアクセス権限を適切に管理します。
ポイント:
– 必要な権限のみを付与する
– 定期的にアクセス権限を見直す
– アクセスログを記録し、定期的に確認する
データの整合性確保
freeeとkintoneのデータの整合性を確保します。
ポイント:
– データ連携のタイミングを適切に設定する
– データの整合性チェック処理を実装する
– データの不整合が発生した場合は、自動で通知する
監査ログの記録
監査ログを記録し、定期的に確認します。
ポイント:
– すべての操作をログに記録する
– ログを定期的に確認する
– ログの保存期間を適切に設定する
kintoneとfreeeは、それぞれセキュリティ機能を提供しています。kintoneでは、アクセス権限の管理や監査ログの記録が可能です。freeeでは、APIトークンの管理やアクセス権限の設定が可能です。これらの機能を適切に活用することで、セキュリティと統制を確保できます。
よくある質問(FAQ)
よくある質問(FAQ)
Q1:freee APIのレート制限はどのくらいですか?
A: freee APIのレート制限は、1時間あたり1,000リクエストです。大量のデータを処理する場合は、リクエストを分割して実行するか、リクエスト間隔を設ける必要があります。
Q2:督促メールの送信タイミングはどのように設定すればよいですか?
A: 支払期限を過ぎてから、適切な期間(例:3日後、7日後、14日後)に督促メールを送信することをおすすめします。顧客の状況に応じて、督促メールの送信タイミングを調整してください。
Q3:エラー発生時はどのように対応すればよいですか?
A: エラーハンドリングを充実させ、エラー発生時は自動で通知するようにします。エラーログを記録し、定期的に確認してください。エラー発生時の自動リトライ処理も実装することをおすすめします。
Q4:データの整合性はどのように確保すればよいですか?
A: データ連携のタイミングを適切に設定し、データの整合性チェック処理を実装します。データの不整合が発生した場合は、自動で通知するようにしてください。
Q5:導入にどのくらいの期間がかかりますか?
A: 企業規模や要件によって異なりますが、一般的には1〜2ヶ月程度です。要件定義1週間、実装2〜3週間、テスト運用1〜2週間、本番運用開始という流れが一般的です。
Q6:導入費用はどのくらいかかりますか?
A: 要件によって異なりますが、最低料金10万円~から始められる、小規模導入にも対応した料金設定です。まずは1つの業務から始めて、効果を確認してから拡大することも可能です。
Q7:非エンジニアでも運用できますか?
A: はい、非エンジニアでも運用できます。運用マニュアルを作成し、担当者に教育することで、誰でも運用できるようになります。また、エラーハンドリングを充実させることで、エラー発生時も自動で対応できるようになります。
まとめとCTA
この記事では、kintoneとfreeeを連携して、入金消込と督促業務を自動化する方法を詳しく解説しました。
主なポイント:
– 入金消込作業を自動化することで、作業時間を90%削減
– 督促業務を自動化することで、回収率を10%以上向上
– データの一元化により、データの整合性を確保
– エラーハンドリングを充実させることで、システムの安定性を確保
導入による効果:
– 消込作業時間の削減(年間27万円〜54万円)
– 督促業務時間の削減(年間16.2万円〜32.4万円)
– 回収率の向上(年間1,200万円〜2,400万円の回収額増加)
入金消込と督促業務の自動化により、経理業務の効率化と未回収リスクの低減を実現できます。
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