紙・Excel・口頭指示の限界を突破せよ。
Google Workspace × AppSheetで実現する
「現場」と「会計」がつながるDX
「見積書の承認待ちで商機を逃している」
「現場の進捗確認のために、いちいち電話をしている」
「出荷データがあるのに、会計ソフトへ手入力している」
そのアナログ業務のボトルネックを、
高額なシステム開発なしで解決する方法があります。
多くの製造業・卸売業様では、長年の慣習により「紙の指示書」や「Excelバケツリレー」が当たり前になっています。
しかし、労働人口が減少する中で、非効率な業務プロセスは企業の利益率を圧迫し、成長を阻害する最大の要因となっています。
見積・受注:属人化による機会損失
見積書の作成ルールが担当者ごとにバラバラで、最終承認権限が社長に一極集中していませんか? 社長が出張や会議で不在の際、承認フローが完全にストップしてしまいます。 スピード感が求められる現代において、「承認待ち」はお客様の信頼を失う大きなリスクです。
製造・現場:情報のブラックボックス化
紙の製造指示書が現場に渡った瞬間、その案件の状況は事務所から見えなくなります。 「あの案件、今どこまで進んでる?」と営業担当が確認するには、現場へ電話するか、直接工場へ走るしかありません。 リアルタイムな状況把握ができないため、納期遅延の予兆に気づくのが遅れます。
出荷・請求:無駄な二度手間と入力ミス
製品が出荷され、紙の伝票が戻ってきてから、経理担当者が会計・販売管理ソフト(販売大臣など)へ手入力していませんか? 既にデジタルデータが存在するにも関わらず、再度手入力を行うのは明らかな「二度手間」です。 転記ミスによる請求間違いのリスクも常に付きまといます。
数千万円規模の高額なERPやパッケージシステムを導入する必要はありません。
多くの企業ですでに導入されている **Google Workspace** と、ノーコードツール **AppSheet** を活用し、
低コストかつ短期間で、データが一気通貫で流れる仕組みを構築します。
Google Workspace導入後の業務フローイメージ:案件発生から請求までデータが繋がります
01. 見積・承認のWeb化と自動化
担当者が個別のExcelファイルで計算するのではなく、社内ポータル(Googleサイト)上に「見積計算サイト」を構築します。 条件を選択するだけで概算見積が自動計算され、そのままGoogleフォームを通じて承認依頼を送信可能です。
決裁者(社長や管理者)にはチャットやメールで通知が飛び、スマートフォンからワンクリックで承認が可能。 これにより、承認待ち時間を劇的に短縮し、見積作成の属人化も解消します。
見積シミュレーション画面イメージ
自動生成される承認依頼フォーム
02. AppSheetによる工程管理アプリ化
紙の指示書を廃止し、ノーコードツール「AppSheet」を用いて自社専用の工程管理アプリを構築します。 現場スタッフは、タブレットやスマホで自分の担当工程の案件を確認し、作業が終わったら「完了」ボタンを押すだけ。
事務所の管理画面では、全案件の進捗ステータスがリアルタイムに更新・可視化されます。 「どの案件がどこで止まっているか」が一目瞭然となり、問い合わせ対応もスムーズになります。
案件・工程管理アプリ画面イメージ(PC・モバイル対応)
03. 会計ソフト連携による手入力ゼロへ
DXの仕上げはバックオフィス業務の効率化です。 アプリ上で管理された「受注確定データ」や「出荷完了データ」を、ご利用中の会計ソフト(販売大臣、freee、勘定奉行など)が取り込めるCSV形式でエクスポートする機能を実装します。
これにより、月末に数百枚の伝票を手入力していた作業が一瞬で完了します。 入力ミスもなくなり、経理担当者はより付加価値の高い業務に集中できるようになります。
CSV Import / API Link
販売大臣 / freee / 弥生販売 etc.
製造業の工程管理だけでなく、人材派遣業の勤怠管理や、建設業の現場報告など、
Google Workspaceを活用した多様な業務改善をご支援しています。
例えば、外国人労働者派遣業のお客様では、kintoneとOCR技術を組み合わせ、 在留カードをスマホで撮影するだけで氏名や在留期限を自動でデータベース化する仕組みを構築しました。 これにより、コンプライアンス遵守と管理工数の大幅削減を両立しています。
「会計」×「IT」の専門チームによる一気通貫支援
はてなベースの最大の特徴は、公認会計士・税理士資格を持つ「会計チーム」と、高度な実装力を持つ「エンジニアチーム」が一体となっている点です。
単にアプリを作って終わりではありません。 「そのデータは会計上どう処理されるべきか」「税務リスクはないか」といったバックオフィスの出口戦略まで見据えた業務フローを設計します。
kintone、freee、Google Workspaceなど、中堅・中小企業に最適なクラウドツールを目利きし、 御社の経営課題を解決するための最適な組み合わせをご提案いたします。
大手監査法人出身の公認会計士、上場企業のシステム開発をリードしてきたエンジニア、 そしてDXコンサルタントがチームを組成し、プロジェクトを推進します。
私たちはGoogle等のベンダー資格そのものよりも、「現場で実際に使えるか」「経営成果につながるか」という実利を最優先します。 泥臭い現場のヒアリングから、高度なAPI連携の実装まで、貴社のDXパートナーとして伴走します。
スクラッチ開発(ゼロからのプログラミング)と比較して、圧倒的な低コスト・短期間での導入が可能です。
要件定義から運用開始まで、約5ヶ月でのスモールスタートを実現します。
| フェーズ | 実施内容 | 概算費用(税抜) |
|---|---|---|
| 1. 要件定義 |
現状業務フローのヒアリング、課題抽出、新業務フロー(ToBe)の設計。 Google Workspace活用方針の策定。 |
¥500,000 |
| 2. 見積サイト構築 |
GoogleサイトおよびGoogleフォームを用いた見積シミュレーターの実装。 計算ロジックの組み込み、承認フロー設定。 |
¥500,000 |
| 3. アプリ構築 |
AppSheetによる工程管理・案件台帳アプリの開発。 データベース設計、UI構築、権限設定。 |
¥1,300,000 |
| 4. 導入支援 |
受け入れテスト実施、操作マニュアル作成、現場向け操作説明会の実施。 導入初期のQA対応。 |
¥500,000 |
| 合計(初期費用) |
※Google WorkspaceおよびAppSheetのライセンス料は別途必要です。 ※要件の複雑さにより変動する場合があります。 |
¥2,800,000 |
保守・運用サポートについて
納品後も安心してご利用いただくため、月額3万円〜の保守プランをご用意しております。
軽微な修正対応や、ツールのアプデート対応など、継続的にサポートいたします。
まずは「現状の整理」から始めませんか?
「何が課題かわからない」「どこから手を付ければいいかわからない」という状態でも構いません。
会計とITのプロフェッショナルが、御社の業務フローを可視化するところからお手伝いします。
たった5ヶ月後の御社は、書類の山から解放されているはずです。
オンラインでのデモ画面ご案内も可能です。