基本的指標の計算

顧客獲得単価 (CPA)

新しい顧客を1人獲得するためにかかったコストです。

計算式:
CPA = 総広告費 / 獲得顧客数

顧客生涯価値 (CLV) - 簡易版

一人の顧客が取引期間全体を通じて企業にもたらす総利益の目安です。

計算式:
CLV = 平均購買単価 × 平均購買頻度 × 平均継続期間

投資収益率 (ROI)

投資した費用に対してどれだけの利益が得られたかを示します。

計算式:
ROI = (利益 - 投資額) / 投資額 × 100 (%)

コンバージョン率 (CVR)

ウェブサイト訪問者などが成果に至った割合です。

計算式:
CVR = (コンバージョン数 / 訪問者数) × 100 (%)

市場調査とデータ分析

記述統計量

カンマ区切りで数値を入力してください (例: 10,20,30,20,15)。

計算式:
平均値: Σx / n
分散: Σ(x - 平均)² / n
標準偏差: √分散

相関分析(説明)

2つの変数間の関係の強さや方向性を示します。相関係数 r は-1から1の間の値を取ります。

計算式:
相関係数 (r) = Cov(X,Y) / (σX * σY)
r=1: 完全な正の相関, r=-1: 完全な負の相関, r=0: 無相関
注意
このツールでは計算機能は提供していませんが、Excelや統計ソフトで簡単に計算できます。

価格戦略

価格弾力性 (需要)

価格が変化したときに、需要量がどれだけ変化するかを示す指標です。

計算式:
Ed = ((Q2 - Q1) / Q1) / ((P2 - P1) / P1)
または Ed = ((Q2 - Q1) / ((Q1+Q2)/2)) / ((P2 - P1) / ((P1+P2)/2)) (中点法)
(この計算機では前者を使用)
解釈
|Ed| > 1: 弾力的 (価格変化に需要が敏感)
|Ed| < 1: 非弾力的 (価格変化に需要が鈍感)
|Ed| = 1: 単位弾力的

確率と期待値

期待値 (2事象)

確率的な事象において、平均的に得られると期待される値です。

注意
事象2の確率は自動計算されます (1 - 事象1の確率)。
計算式:
期待値 E(X) = (事象1の値 × 事象1の確率) + (事象2の値 × 事象2の確率)